思い当たる節のある皆さんへ

前のページのアダルトチルドレンについての中での目安の３項目や各内容をお読みになり

「あーだからなんか息苦しかったのか。疲れたのか。」
「この何とも言い難い不安感や虚しさはそのためだったのか。」

そんな実感の方も数多くいることでしょう。アダルトチルドレンかもしれないと思い当たる節のある皆さんは今までの人生を十分頑張ってこられたと思うのです。そして息苦しさや不満足で不快的な、虚無的なその感情については十分体験をされてきた方です。「もうそこから解放されたい。」と感じてられてる方沢山いらっしゃると思います。皆さんはその不可解な様々な感情や体感覚に自ら立ち向かい、精神的にも肉体的にも十分耐えてきた方だと思うのです。そして、この今の様々な心のお悩みや様々な今の現状をどうにかしたいと真剣に考えていられている方々であるからこそ、ここまでこのホームページを読んで頂けたと思うのです。

まずはご自分のペースで焦らないで一歩一歩、まず、皆さんお一人お一人の歴史を認めていくことが新しいスタートの一歩目になります。今まで長い時間お悩みになってこられたはずです。ですから確実にゆっくり一歩一歩進んで行きましょう。　

アダルトチルドレンからの解放へのステップ


ステップ１　自分が子供のころ、様々な形で傷付き、今までその事について悩み続けてきた事を知る。
 
ステップ２　その傷は当時の子供の自分ではどうしようもなく、それが現在も自分に影響を与えている事を知る。
 
ステップ３　その傷は今の成長した自分の生活に直接支障を来たす程影響を与えるものではないことを再確認する。
 
ステップ４　世の中は０か１００だけではないことを知る。そして、今までの自分を褒めてあげる。
 
ステップ５　親もまた一人の人間であり、失敗することを知る。
 
ステップ６　世界はそこに住む一人一人の失敗からの学びの連続で機能していることを知る。
 
ステップ７　自分もまたその世界の掛け替えのない存在であることを知る。


まずは「すぐに自分を解放したい」などと焦らず、今まで頑張ってきた分休憩するような感覚で、ゆっくりと自分を見つめ直していきましょう。そして｢何事もほどほどがいい｣と前にも述べましたが、最終的に皆さんお一人お一人の｢ほどほど｣がまず皆さんの生活の中で定着していことがとても大切だと考えます。この｢ほどほど｣の尺度は皆さんお一人お一人違うでしょう。人の数だけこのほどほどの感覚もある思います。尺度は皆さんお一人お一人の無意識に従い、「何となく心地いいほどほど感」そんな感覚が自然に育っていき、ほどよいバランスのとれたその「ほどほど」が皆さんの生活の中、意識の中に溶け込むことが大切だと考えます。

 
 
皆さんは今までの様々な人生の中で、ちょっとしたミス、大きなミス、いろいろあると思います。思い出してみて下さい。会議資料を家に忘れた方もいらっしゃるかも知れません。手配書のミス。発注のミス。プログラムのミス。コピーの枚数を間違えた。電気を消し忘れた。鍵を忘れた。寝坊をした。材料を間違えてしまった。料理を焦がした。車でぶつけてしまった。氷の上で足を滑らせた。銀行に行くのを忘れたり、待ち合わせ場所を勘違した。この他にもミスは沢山あります。この世界に生きている人の数だけ様々な場面でミスもまた存在するわけです。そして、そのミスをこの世界に住む一人一人が学び、そこから次々と新しいものが生まれ、世界は回り続けています。　そして、皆さんや皆さんの親もまたその世界の一部と言えるでしょう。
 
　ところで、皆さんは明かりのない世界を想像できるでしょうか？電球の無い世界を想像できるでしょうか？最後に、学生時代に誰でも一度はこの名前聞いたことあるでしょう。電球を発明したトーマス・エジソンの言葉を送ります。
 

「私は今まで一度もミスをしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。」

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