19.トーンアーム不調

 スピーカーが一応完成し、さあこれからだ、というタイミングであるが、アームとヘッドシェルのコネクタが不調となったのか、右チャンネルの音が出なくなる現象が起きた。
 接点をクリーニングしたり、アーム側のピンを押したり引いたりすると、音が出るようになるが、だんだん悪くなり、とうとうどのシェル、どのカートリッジでも 右から音が出なくなった。
 アンプのせいだと困るので左右ケーブルを入れ替えたら左の音が切れたので、やはりアームのせいらしい。
内部で断線したのじゃないかと思う。アームを修理してくれる所もあるようだが、1万円くらい掛かるんだろうな。そうなると、修理という選択肢はどうか な・・・。

 オークションで今よりグレードの高いアームを購入するか?それとも今のアームを修理してもらうか、いっそのこと、プレーヤー自体を新品にするか・・・。
 しかし、新品購入はお金が掛かりすぎるし、OLD級オーディオでなくなってしまう。
 DJ用も考えたが、某DJ用の実物を見たらボディがベコベコだったのでやめた。価格も安かったけど。
 オークションでグレードの高いアームは出ているが、ダイナミックダンプ?うーん、ダンパーのゴムの劣化があるんではないか?ならば、標準の単純なアームのほ うが経年劣化しないのでは?オークションの信頼度も気になるし。

 結局、KATOH技術士事務所さんに修理を依頼する事にした。
 メールで連絡を取り、郵便局で一升瓶用の運送箱を買って送ったが、数日後、着払いで返送されてきた。
 早いな。うん?2690円?ばかに安いな。メールをチェックしたらなんと!「検査の結果、問題ありません。他が原因です。
 代金は検査料:1,500円、送料:740円、代引き手数料:450円となります。」ですと!
 うええー。何という事だ。
 シェルもアンプも大丈夫なはずだが~。さては、ケーブルか?
 後から購入した、16000円位した、あのケーブル?
 わざわざ音を良くしようと思って購入したあの、ケーブルかあ?

 混乱した俺は秋葉原に安物のケーブルはないか探しに行ったが、高級品しかない。やむなくオヤイデに行き、ケーブル自作セットを3千数百円で購入した。
 しかし、いざ製作しようとしたら、もはや視力がついていかない。5Pinの線や端子が細かくてギブアップだ。
 やむなく、既存のケーブルのピンプラグだけ交換してみた。もちろん半田付けだ。このくらいなら出来る。
 しかし、右からは音が出ない・・・。入れ替えても出ない。犯人は5Pinプラグのほうらしい・・・。

20.トーンアーム(ケーブル)解決

 今度は、ネット通販で安いケーブルを探した。もともとDP-50Mに付いていたケーブルをとっておけば、どうという事はなかったのだが・・・。
 あった。一番安いのはポーラスターのケーブルで、7980円。これにしよう。ヨドバシの取り寄せカウンターに申込み、新宿に行ったときに購入した。

 これをDP-50Mに取り付けたら、あっさり回復した。・・・これでなくっちゃあ。
 ケーブルってものは、信号を通さなきゃいけませんよ。
 まさか、ケーブルが原因とはねえ。しかも、最初は音が出てたのに、だんだん出なくなるなんて。ゼンマイやモーターじゃあるまいし。
 何がロジウムメッキだか・・・・。そもそもピンプラグ側も、ユルユルだったので、これでいいのか?という思いはあったのだ。16000円もしたけど。
 やたら太くて、硬めで、取り回しは悪かったし、長いし。長けりゃ音的には悪いんだし。
 それに比べるとポーラスターは美しい。太さ、柔らかさ、長さ(少し短い)とも扱いやすい。
  これは東志が輸入している品だ。東志と言えば、昔はピカリング。AT-VM3の次はピカリングを買ったんだっけ。
 秋葉原のオーディオ店に行ってLE-8Tで試聴したのだ。ベートヴェンの第7だったかな。AT-VM3の次にXV-15/400Eを聴いたら、ものすごい違 い。オケの音が生き生きと迫ってきて、生き物みたい。
 即、購入してしばらく使っていたっけ。
 ありがとう!東志。ホームページを見たら、パイオニアに居た人が作った会社なんだ。
そういえば、今使っているスタイラスクリーナーも東志(ピカリング)だな・・・。
 
 まったく、時間と幾分かの資金を無駄にしたものだが、良かった事もあった。

1. 騒ぎの間、LPをずっと聴かなかったので、再開後、フレッシュな思いで聴くことができた。
2. 聴けない時間の間に、手持ちのLP100枚をジャンルに限らず全部通して聴こうという決意を固めた。
3. ゴミ扱いになっていたVSTⅢを復活させることができた。昔のままの針で、音は甘いようだけど・・・。
4. VSTⅢ用シェル取り付け用ビス・ナットはホームセンターで300円で調達できた。
5. ポールスターのケーブルに交換して納得感が高く、せいせいした。
6. KATOHさんの修理は頼りになることがわかった。
7. DJ用機器に手を出すのは用心した方が良いとわかった。
8. 今の機械はあてにならない面があるようなので、やたらに買い換えを考えず、手持ちの機械を大事に使う方が良いと思った。(まあ、偏見ですが)


21.LPレコード再・再開

そして、聴くのを再開したLPはここまで進みました。

ブラームス ピアノ協奏曲第1番 ワイセンベルク・ジュリーニ
音質がイマイチのような気がした・・・・。
ブラームス ピアノ協奏曲第2番 アラウ・ジュリーニ
こちらの音質はまあ良かった・・・。
ブリテン  テノール独唱、ホルンと弦楽のためのセレナード
http://garjyu.at.webry.info/201104/article_2.html  こういう曲も良いなあと思った。

シューベルト:交響曲第4番『悲劇的』 ジュリーニ・シカゴ

シューベルト:交響曲第8番ロ短調『未完成』 ジュリーニ・シカゴ

ベートーヴェン交響曲第7番 ジュリーニ・シカゴ

ベートーヴェンバイオリン協奏曲 レオニード・コーガン ソビエト国立交響楽団(貴重なコレクションになったかな)

ストラヴィンスキー 火の鳥・ペトルーシュカ ジュリーニ・シカゴ
 ジュリーニは、買いだめしていて、買っただけで聴いていないディスクが多くあるが、これも初めて聴いた。ジュリーニのストラ ヴィンスキーなのだ。やっぱりストラヴィンスキーの音だなあ。もし、ジュリーニの「春の祭典」があったら、どんなだったか。

ファリャ 恋は魔術師 ラヴェル スペイン狂詩曲 亡き王女のためのパヴァーヌ ジュリーニ・フィルハーモニア
 古いエンジェルの国内廉価版だが、意外に音が良くて楽しめた。ラヴェルはけっこう好きです。

ベルリオーズ:劇的交響曲ロミオとジュリエット ジュリーニ・シカゴ
 やっぱりベルリオーズの音だなあ。もしジュリーニの「幻想」があったら、どんなだったか。

マーラー交響曲第9番 ジュリーニ・シカゴ
 これは録音も良かった。またじっくり聴きたい。

ベートーヴェンミサ曲ハ長調 ジュリーニ・ニューフィルハーモニア 
 これもいい音だった。ハイファイ録音とは違う感じのよい音。

ドビュッシー 3つのノクターン、ラヴェル ダフニスとクロエ アバド・ボストン

フランク交響曲ニ短調 プシュケーとエロス ジュリーニ・ フィルハーモニア
これは音質がイマイチだった。

 なにしろ、ジュリーニのLPというだけで買っておいて、その後、一度も聴かずにしまっておいたものがあるので、良い機会であった。
エンジェルから出ていたジュリーニの古い録音の廉価版シリーズだが、帯を見ると意外な作曲家のものがあって、全部買っておけばよかったかなあ、と思うのであっ た。(2011年8月)

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