42.タンノイ・ベートーヴェン・カーオーディオ・高校生発表会

2/11(日)
 二人が9:30から出かけたので家でゆっくりし、LPで「ダッタン人の踊り」とシューベルトの「グレート」を聴いた。ひさしぶりだ~。よかった。
 子供は高校3年で受験のため、練習時間が増え(いるあいだほとんど)俺がレコード聴く時間帯は極度に少なくなっているのだ。
 午後から吉祥寺へ行き、「バロック」でシューマンのピアノコンチェルトを聴き、ベートーヴェンの月光を聴きながら居眠りした。三浦屋で食材とデザートを買って帰った。
 子供と夕飯を食べ、クラシカジャパンのラトル/BPでベートーヴェンの8番、6番を聴いた。よかった。まあ良い休日だった。

2/18(日)
 朝から出発して実家へ行き、弟と打ち合わせ、帰りは新宿から歩いて大久保のカオリ座へ行く。お菓子を食べ、コーヒーを飲み、ボロディンのダッタン人の踊りをリクエストしたが、ボロディンのは弦楽四重奏しかないというので、それを聞かせてもらったが、よかった!今度CDを入手しよう。しかし、店のオーディオの調子が悪く、音が切れたりする。了解を得たうえで針の掃除、シェルとアームの接点掃除、ピンプラグとコネクタの掃除をしてみた。アームがストレートで、シェルは上からネジで止めるタイプだった。それでもノイズは出たが、少しは良くなったんじゃないの?1時間くらいいたので、疲労回復した。
 大久保からJRに乗り、中野、国分寺で乗り換えて帰った。よかった。

4/3(火)
 先月で定年+2年で退職したので、時間がある。朝のトレーニング後、9:00に出発。石神井公園で降りて松の風へ行き、タンノイの音を聞く。モーツァルトのディベルティメントをやっていて、次はシューベルトのグレートだった。先にトイレに行き、1時間の演奏に備えた。クラウス・ベルリンフィルだったので、期待して聞いたが、イマイチだったな。演奏はドイツ風だが、ケンペほどではない。オーディオ的には、音量が少し足りなかった。石神井公園
 「シルザナ」でガパオライスとグリーンカレーのセットを食べた。

4/10(火)
 8:20に出発、用事で三鷹に向かう。きれいな街だ。
 一連の用事を済ませ、西武池袋線へ回り、石神井公園で降りてインドカレーを食べ、松の風公園まで歩いてまたタンノイを聴いた。今日は、LSO・ドラティ、シゲティのベートーヴェンVnコンチェルト、セル・クリーブランドのチャイコ5番だった。途中でだいぶ寝てしまったが、良かった。
 ここの音もオーケストラのフォルテでひずむというか、やかましくなる。ソロ楽器の音や低弦の音は実にいい雰囲気なのだが。
 けっこう疲れる一日だった。

4/15(日)
 子供が風呂の間にプレヴィン・RPOのチャイコ5番を聴いた。大音量歪の仕組みはわかったような気がした。音量を上げると、空間の広さに応じて残響が増えすぎて歪っぽくなるのも一因だ。おそらく。
 〇〇〇〇や□□□□のは、スタイラスのあたりで生じている歪のような気がするがね。

4/22(日)
朝からだるかった。西東京交響楽団の公演に行った。モルダウも新世界もよかった。
所沢ミューズ
4/29(日)
シアターサウンド(DVDやTVターミナルにつないだオーディオ)調べたら、FE87の左用が壊れていることが判明。バックロードへの変更も考えたが、サイズ的にむずかしい。
車のオーディオも不調なので、こちらは思い切ってリアスピーカーを入れ替える(手持ちのFE166をダイトーボイスの出来合いの箱に入れて使う計画)ことにする。

5/2(水)
 久しぶりの秋葉原・コイズミ無線に行く。あいにく16センチ用のダイトーボイスキャビは在庫切れだった。やむを得ず、手持ちのFE-166Eを使うのは断念し、お買い得12センチユニットとしてGRSのフルレンジを選び、ダイトーボイスの9Lキャビネットと共に買う。フォスター電機の防磁FE87型1800円があったので、それらもテレビサウンド用に買い、重かったが家に持ち帰る。

5/4(金)
 スピーカー工作にかかる。GRSはどっちがプラスかわからないので、左をプラスと仮定して両方配線した。いずれにしろ、車のリア用に使うので、正相か逆相かもヒアリングで決めた方がいいからな。
ダイトーボイスのキャビネットに元々ついているターミナルがネジ式で車用には使いにくいので、前に購入してえたばね式450円のものを使う。細い線専用なので、より線を二つに分けてつなぎ、はんだ付けする。ターミナルを取り付けてから、裏側を「シューグー」で固めた。密閉度が高まるだろう。ユニット前面には一番安かったグリルをボンドで張り付けた。正面からのコーン紙防御になればよい。あとでDIYでゴムバンドを買って抑えることにしよう。GRSフルレンジ
 ダイトーボイスの安いキャビネットは電気ドラム用にも使っているが、そっちは2.7LにFE-126を入れた窮屈なバスレフだが、これでもシスコン用のスピーカーとは段違いの音になる。シスコン用は能率が低すぎて音にならなかったのだ。ボリュームを上げても、濁って聞こえるし。今度のは12cmユニットを9Lに入れるんだから、まあまあの音になるんではないか。できれば一度地下のピュアオーディオアンプでならしてみたい。うう。いかん。

5/5(土)
 夕食時にみんなでベートーヴェンの第9をクレンペラーのライブで聴いた。やっぱりよかった。子供の宿題で、ベートーヴェンのシンフォニーを全部聴くようにと言われていたのだ。

5/6(日)
 連休最終日だ。あまり関係ない。
 車に新型スピーカーを積む前に、地下室のオーディオで聴き比べをしてみた。
 比べるのは、車でリア用に使っていたシャープのシスコン用2Way(エッジがガサガサしてたので椿オイルを塗った)、GRSフルレンジ6Lバスレフ、いつものF56Ⅲだ。聴き比べ中
 2機種とも15分ぐらいずつアイドリングした。不思議なことになかなか音が出なかったのだ。アンプの端子が休眠状態だったのか?
 最初のソースはジョン・コルトレーンのバラッドだ。まずGRS。なかなかいい音だ。雰囲気がある。雰囲気はメインと遜色ないんじゃないか?低音もよく出る。
 シャープ。どんなひどい音になるかと思ったが、結構よく出る。音になる。しかし、音源が遠くなり、ベールをかぶった感じはある。ぼやけてもいる。低音はまあまあ。
 F56Ⅲ。あれ、思ったほどよくない。もちろん、いい音なのだが、定位感はGRSの方がいいくらい。シンバルのリアリティもちょっとちがう。良く聴かないとわからない面もあるが、コストを考えると・・・こりゃ困った。
 次に、長岡鉄男の外盤A級の1曲目を聴く。順番は逆だ。
 F56Ⅲ いつも聞いている音だ。好調だ。
 GRS ありゃ?レンジが上下とも狭い。音にならない。鮮明さがなくなってしまう。さっきのコルトレーンの印象とはえらくちがう。低音も本当に低い方はまったく出ていない感じ。
 シャープ レンジの狭さはGRSと同様。鮮明さはさらに低くなる。濁ったというか、もごもごした感じ。
 やっぱり、本当のハイファイではF56Ⅲの勝ちだなあと思った。まあ、そうでなければ、困るのだが。
 しかし、通常の音源であれば、シャープのシスコン用も、うまく音づくりしてあるなあと思った。
 次、20~20000Hzのスイープを聴いた。
 聴こえた時間帯 
 GRS 19秒~1分23秒
 シャープ 20~1分22秒
 F56Ⅲ 15~1分19秒
 おかしい。低域はF56Ⅲが伸びているのはわかる。高域が伸びてないのは実感と違う。しかし、GRSとシャープは何かの共振とか、付帯音のような余分な音がしているのかもしれん、と思った。F56Ⅲはスイープ音であっても他の機種よりハイエンドがすっきりしており、すっきりと聞こえなくなるからだ。今の俺の耳は10000Hzまでしか聞こえないからな。
 なかなかおもしろかった。
 テストを終えて、GRSを車に積んで接続したのだが、音が出ない。おかしい。あと、フロントスピーカーも左がガリガリ言い出した。まずい・・・。
 考えてみると、カーステレオを入れ替えたのは13年前だ。もう寿命かもしれぬ。
 清瀬駅前図書館にいき、C.クライバーとカラヤンのベートーヴェン第5、第7を借りてきた。子供の宿題のためだ。
 これで、ベートーヴェンのシンフォニーラインナップが決まった。
1番 セル・クリーブランド
2番 〃
3番 ショルティ・ウィーンフィル
4番 ワルター・コロンビア
5番 クライバー・ウィーンフィル
6番 ワルター・コロンビア
7番 ジュリーニ・シカゴ
8番 セル・クリーブランド
9番 クレンペラー・フィルハーモニア
 セルが多いのは、全集CDを持っているからだ。 今回はCDでないとだめだしな。
 それにしても、素晴らしいラインナップだろう。先生に、なかなか良いチョイスだ、と言われたらしい。

5/8(火)
 懸案のテレビ用AVスピーカー修理を試みたが、フォスター電機の防磁FE87型は、バッフル内側取付でないとAV用キャビネットには入らないことが分かった。やむを得ないので作戦中止とし、体調も悪いので休養した。

5/9(水)
 午前中は車のスピーカー用ケーブル端子を直したりした。車の左スピーカーがビリつくので、はずしてみたら、スピーカー自体は問題なさそうで、配線の劣化が原因のようだった。振動ではんだ付けがダメになってしまうのだ。・・と言車のトランク用スピーカっても、13年前の工作だから、十分持った方だろう。とにかく、そのユニット(PC用アルテックユニット)を試してみたらAV用ダイトーボイスキャビネットに取り付け可能だとわかったので、FE87の代わりに使うことにした。一方、車の左フロントスピーカーには購入したフォスター電機の防磁FE87型を取り付けた。
 午後からは、公民館の小型家電回収箱にエディフィールスピーカー、AV用の壊れたフォステクスFE87などをリサイクルし、駐車場で現カーステの最終チェックをした。やはりリアアンプに問題があるようでリアの音(GRSフルレンジ)が出ない。
 いよいよイエローハットに行った。カーステヘッドユニットは6990円、工賃が6480円、部品代少々だった。
 カーステの入れ替えは大成功。4チャンネルの豪勢な音になった。リアのGRSは9Lバスレフの威力で盛大に低音が出る。4つとも位相は問題なかった。ただし、フロント左はとりあえず配線なので、いずれ手直しが必要だ。ここ数か月の懸案がひとつ解決した。
 その後のヒアリングでも音は好調。音としては好調。スッキリ出てくるし、低音も豊か。ただ、なんとなくデジタル的な音の出方で以前のパイオニアの方が音楽的には良かった気もする。耳になじんでたせいかも知れぬ。

5/15(火)
浅間神社のカラス ココロ社さん推薦コースに基づき、府中のパラボラを見に行く。
 慈恵院もイメージどおり。
 浅間山公園でトイレを借り、上に上る。木が茂っていて、パラボラはうまく撮影出来ないが、これはこれでよい。
 頂上の神社のベンチで仮眠をとる事にしたが今どきは物騒なので足音に注意していたらさっそく人の気配がしたので見たら、でかいカラスが近くに来ていた。さては俺の目玉をつつこうとしているなと思ったが、違ったようだった。

6/1(金)
 今日は子供が通っている学校の発表演奏会だ。3時ころ家内と義母の3人で出発。16:30に上野駅でから揚げ定食を食べる。東京文化会館で時間待ちする。少々周りを散歩した。2Fにレストラン神田精養軒があった。コースで2000円少々、カレーライスは1100円だった。「オーディオの決めて」著者が言っていたカレー・ライスはこれだったかも知れぬ。
 入口に並んでたら、うしろにいたご婦人たちが「誰々がポルシェ2台目買ったのよ・・」とか話していた。
 演奏会だが、前半はなぜか現代ものが多く、皆上手だった。後半はさらに音楽っぽかった。久しぶりに東京文化会館に行き、初めて小ホールに入ったが、いつもの西東京こもれびホールや所沢ミューズに比べると、さすがに立派だと思った。
 帰りは大変。10:30になってしまい、すぐ風呂入って寝た。疲れた。(2018/6)

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