45.寝室にバックロードホーン
9/20(木)少々ご縁のできていた蕨市の吉本キャビネットさんを訪問。会長さんからプレゼントのキットを2つ(TN-1DXとBW-800)もらってしまった。楽しかった。しかし、作る時間ない。少々検討することにした。

11/17(土)
墓参りをした帰りに秋葉原に向かい、コイズミ無線に行った。スタッフにいろいろ聞いてからユニットを2セット買った。(Tangband 8cmフルレンジ W3-1319SA とFE83En)
スタッフに聴いた内容は以下のとおり。
1.極性について 
私 TangBandのユニットを見せて)端子はどっちがプラスですか?
スタッフ 太い方です。
私 どれもそうですか?
スタッフ いや、このユニットはそうですし、だいたいはそうですが、違うのもあるんですよ。
私 わかりました。電池チェックですね。
2.ベアホーンについて
私 ベアホーンって最近見かけるけど、いいんですか?
スタッフ この価格でこういうものが買えるのはとてもいいと思います。
私 値段のわりにいいという事ですね?
スタッフ うーん、値段考えなくても質はいいです。しっかりしてます。
・・・やっぱり、専門店だけあって、商品知識はしっかりしてると思った。ベアホーンの評判は、会長さんに伝えておいた。

11/23(金)朝4時に目が覚め、以後は寝付けなかった。午前中に、ベアホーンのTN-1DX(黒)にTangbandのユニット取付作業をした。1個終わったところで時間切れ。昼飯のナポリタンを作り、起きてきた子供にも食べさせ、ルネこだいらの東村山交響楽団演奏会・ドヴォルザーク交響曲7番他に向かった。60歳以上無料なので、会場入り口は、行列になっていた。場内も、高齢の人が多い。杖を突いている人も多かった。演奏はよかった。チャイコのVn.コンチェルトもよかった。ルネこだいらは音が良いのか、オケの演奏が良いのか、明快な音でよく聞き取れた。もごもごのSQ録音LPとは雲泥の差。あのLPは演奏がいいだけにもったいない・・・。
二人が帰ってくる前にTN-1DXの音を出してみた。コルトレーンのバラッドではちゃんとベースの音もする。小型なのでやはり定位は良い。これはいけそうだ・・・。


12/1(土)
朝8時まで寝てた。11:00頃、車を出して東京病院に向かった。第7回東京病院祭だ。
ASK+IRITENAのライブ、最後の曲だけ聴いた。女性ボーカルは、声がきれいだった。この後、クニタチ音大の演奏だったようだが、ここまでで、帰った。

2/9(日)
7:30くらいまで寝ていた。
TN-1DXでハイフェッツのチャイコVnコンチェルト1楽章、カラヤンくるみ割り人形、F56Ⅲとは相性の悪い80年代ポップスを聴いたが、フルレンジの良さが出て、相性は悪くない。これならSQ録音LPのドヴォルザーク7番も行けそうだ。

12/16(日)弟の家に行き、それから、渋谷のライオンに行った。シベリウスの2番をポール・パレー、デトロイトSOで最終楽章をやっていた。次のタイスの瞑想曲もよかった。少し寝た。久しぶりのライオンは大変、大変良かった。眼鏡の若いあんちゃんが楽しそうに仕事してた。
それから東急ハンズ、武蔵浦和に出てホームセンターでサランネット代わりのグラスファイバー網戸などを買って帰った。

12/22(土)
保谷こもれびホールのベートーヴェンの第9を聴きに行った。たいへん良かった。

12/24(月・祝)
TN-1DXに透明ボンドで網戸ネットを貼った。グラスファイバー製だ。これは良かった。
カートリッジをV15Ⅲに替え、ヘッドホンでサンタナをちょっとだけ聴いた。この連休はオーディオをこれしか聞けなかったわけだ。

12/28(金)ドラッカーのマネジメント全3巻を読み終えた。やっと。
12/30(日)ふたりは江の島へレッスンに出かけたので、ゆっくり音楽を聴いた。ジュリーニでモーツァルト交響曲第40番、80年代ポップス。やっぱり、F56Ⅲは音場広く、前後上下深く、ワイドレンジ。大満足。

1/1(火)おせちにお雑煮。外には出なかった。ニューイヤーコンサート少し見た。バックロードホーンBW-800の組み立てを始めた。おおむねうまくいった。明日朝には固着予定。
キットとして大変良くできている。本当に木工用ボンドと重石だけで作れる。自分の工夫として、音道の狭い部分はかんなで削ってテーパーにし、出口の広くなっているコーナー2か所には三角形に切った吸音材を設置した。

1/4(金)ふたりが出かけたので午前中は家にいてバックロードホーンBW-800のキャビにユニットやターミナルの取付穴をあけたりした。再び秋葉原コイズミ無線に出てターミナルと端子を買う。FE168の限定版予約が出ていた。
お茶の水まで歩いて帰る。地元商店街は半分休み。チェーン店はやってるな。
家に帰ってから、ターミナルのはんだ付け、ユニット等の取り付けを行った。

1/6(日)
午前中二人が出かけたので、FE83バックロードホーンでいろいろ聞いたが、やっぱりF56Ⅲに比べるとレンジ狭く、低音出ず、厳しい。キャビネットが軽いので、おもりを乗せたくなる。その点、TN-1DXの方が重さがあるせいか音出しは楽ちんな感じ。・・・と、そのときは思った。

1/14(月・祝)
きのうから考えていたが、秋葉原に行ってミニのパワーアンプを買うことにした。10:00に出たが、お茶の水に着いたのは昼前だった。途中、湯島聖堂でお参りをし、子供の受験用に学問成就のお守りをいただいた。歩いてコイズミ無線に出向き、FOSTEXのAP-15Dと、SP用の端子を買った。中華アンプは好みにより却下。
腹が減ったので池袋の売店でチュロスを買って食べてしまった。帰ってから寝室にFE83バックロードをセットしてこのアンプで鳴らしたが、今までのPC用スピーカーとは質の違う音になって、よかった。

1/19(土)
二人は、センター試験で帰りが遅いので、その間久しぶりに地下でF56Ⅲの音を楽しんだ。ウォームアップにCDでカリオペのジョスカン・デュプレをかけたが、いい音だ。カートリッジをV15Ⅲに変えているのだが、本当にいい音のLPを持っていないことに気づいていて、LP再生は無駄な努力っぽい気もしている。そこで、エラートのオーディオチェックディスクで楽曲を掛けたが、中古なので、やっぱり多少は痛んでいる音だ。ジュリーニの展覧会の絵を聴いたが、これは良い音だ。しかし、文句なしの優秀録音かというと、わからない。
この1週間は、おもりを載せたFE83バックロード+AP―15DでPCやラジカセの音を聴いていたが、今までとは段違いだ。今までのがPC用スピーカーの拡大版だとすれば(そのとおりなのだが)FE83はピュアオーディオのダウンサイジング版だ。ダイナミックレンジ、透明度、分解能、どれもピュアオーディオである。ただ、間接音が多く感じる時もある。

1/20(日)
二人はソルフェのレッスンに行ったので、また地下で音楽を聴いた。外盤A級セレクションの紹介SACDでコージアンの幻想を聴いてからLPでヴァンデルノートの幻想を聴いた。音はまあ良いのだが、テンポが遅い気がする。山室英美子を1曲だけ聴いたが、V15Ⅲは、帯域内を豊かな音楽性で聴かせる感じなのか?とても良いサウンドなのだが、ワイドレンジな感じは205Cmk3等の方が上、という気がする。
長岡推薦ディスクをネットで検索していたらHMVでクレンペラーのブルックナー・ロマンティックの重量盤LP・輸入盤在庫ありが出てきたので、購入手続きを取った。あーあ、またLPが増えてしまうよ。しかし、知らない曲やなじみのない曲で優秀録音でも、あんまり参考にならない面があるからな。スパグナはテストにはいいけど。あれで、ワイドレンジな音、というのが聞き分けられるようになったんだけどな。


1/27(日)
7:30まで寝た。二人が寝てる間に地下で昨日届いたクレンペラーのLPをヘッドフォンでA面だけ聴いた。いい音。外盤なのにパチパチノイズが少ない。そりもない。重量盤で、材質も堅めのようだ。これはF56Ⅲ+205CMK3で聴かなくては。そのうち。

2/1(金)昨日で前の会社は終わり。今日は次の会社の面接だ。しっかりしなけれあー。
で、無事面接を終えてから渋谷に出て、ライオンに向かった。アランフェス協奏曲をやっていた。冬に聴くこの曲もいいなあと思った。音が良く、テンポ遅めだがよく歌っている。しかも、パコだった!ココアを飲み、気持ちよく寝てしまった。モーツァルトの弦楽四重奏をやっていたが、LPなのに高弦の音がきれいだった。前より音が良くなったのか、盤の状態が良いのか?ライオンの音を見直した。4時に出て、吉祥寺経由でまっすぐ帰った。二人はレッスンの帰りが遅いので、夕食後にレコード聴いた。どうも超高域の伸びが足りない感じがして、カートリッジを205mk3に変えた。それでちょっと気になっていた古いレコード、赤い鳥の「スタジオライブ」A面を聴いたが、臨場感がある。このLPは。しかも聴衆と一緒に歌っている「エーメン」という曲は一筋縄ではいかない。やっぱり赤い鳥ってすごかったのかな。

2/2(土)
朝はけっこう早く起きてしまった。二人は外出。自分も出かけたり用事を済ませ、ひとりで夕食後、205cmk3に替えたオーディオで80年代ポップスのA面とブルックナー4番のB面を聴いた。やはり高域の伸びは良い。しかし、以前よりシステム全体の音が丸くなった-中低域が豊かになった-ような気がする。いいけど。
クレンペラーのブルックナーはやはり音がいい。昔のカリオペのような実在感があるのに、高域まで伸びていてきめも細かい感じ。盤自体、重くて硬い。そりが無い。B面205cmk3で聴いた感じでは左チャンネルにはチリチリノイズがあった。しかし、朝から活動したので、気持ちよくいねむりもしてしまった
2/5(火)9:00に出発。スポーツセンター、次に市役所のサロンで読書、食堂で黒焼きそばセット食べる。その後、石神井公園・松の風へ向かう。ハイドン交響曲102番(NY)、ドボルザークチェロコンチェルト、ブラームス3番(NY)、いずれもワルターを聴く。ブラームスが良かった。寒かったので風邪ひいた感じ。その代わり、石神井公園を歩いて堪能できた。

2/6(水)良く寝たので風邪は治った。しかし厚着して9:30に出かけた。
東村山中央公民館の2階で読書。心地よい。13:00頃ハナショウブでお昼。うまい。西武線・新都心線で渋谷へ。ライオンに入る。スペインのピアノ音楽だった。そのまえにCDでリストのピアノ曲が入り、音がきれいだった。しかし、LPの方が臨場感があった。確かにあった。
俺の持っているソースで臨場感のあるのはやっぱりLP、特にクレンペラーのロマンティックだな。
つまり、CDの場合、音(振動)を一度電気の符号に変換してしまうのに対し、LPの場合は振動のまま媒体に記録して、電気の作用はそれを増幅させるだけだから、現場の雰囲気が残るのではないだろうか。なに?マスターテープへの録音はどうだって?あれもつまり、電気的振動として記録しているのだ。符号ではなく、振動である。電気的振動とはつまり、振幅と周波数であり、それは「波」である。波=振動の1種だからであ~る。今週、ライオンに来たのは2回目となる。
ライオンでもCDよりLPが臨場感ある!音がきれいなのはCDだけど、臨場感、実在感はLPだったな。はっきりと。

2/7(木)朝から中央公民館へ。ソファーに座り、アダム・スミスを読む。まるでハミルトンの小説にある、「静かな部屋にゆっくりと腰を降ろし、ためになる本を読むことさ」の生活である。
イルソーレで510円のカレーライスを食べ、松の風へ向かう。今日はそこでバッハの無伴奏チェロ組曲をたっぷり聴いた。

2/16(土)
10日から昨日まで仕事したので疲れた。今日は受験本番で二人は出かけた。作業後、久しぶりに地下で音楽聞く。F56Ⅲでムジカ・ピッコリーノの「祭り」や「Can’t give you anything」 を聴く。大太鼓の音は重低音はF56Ⅲだが、寝室に置いたfe83バックロードの音も違う意味で良い。チェロやサックスの音が素晴らしいのだ。バックロードにはバックロードの味がある感じ。
で、カザルスで無伴奏チェロ組曲第1番を聴いた後、赤い鳥のスタジオライブB面を聴いたが、臨場感があってこれも優秀録音ではないか?音楽的にも、やっぱりすばらしい。またも感動してしまった。


 
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