佐の屋の乗鞍日記 2008年

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2008年12月28日 日曜日

 「餅つきをしました。」

 

 新暦正月用の餅つきをしました。餅つきといっても臼と杵の餅つきは、この時期にはできません。つきあがるまでに凍ってしまいます。そんなわけで餅つき機での作業になります。のし餅、あんこ餅、よもぎ餅にしました。


2008年12月24日 水曜日

 「静寂の森です。」

 

 今朝はとっても冷え込み、-10℃以下になりました。高原の牛留池もすっかり凍っていました。森の中をスノーシューで歩くと、かわいらしいリスやウサギの足跡がたくさんありました。


2008年12月16日 火曜日

 「すーいすい、雪上散歩です。」

 

 お天気がとってもよかったので、クロスカントリースキーでちょっとお散歩してきました。森の中はとっても静かで気持ちよく滑ることができました。


2008年12月13日 土曜日

 「スキーのシーズンがやってきました。」

 

 乗鞍高原スキー場がオープンしました。まだまだ積雪は十分とはいえませんが、気持ちの良いパウダースノーを楽しむことができます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。


2008年12月9日 火曜日

 「朴葉の仕込みをしました。」

 

 10月に拾って乾かしてあった朴葉の仕込みをしました。まず、からからに乾いた朴葉を一晩塩水につけてもどし、洗います。次に水気をふき取って新聞紙に挟みます。最後にその上に重しをして平らにします。
 主に朝食の朴葉味噌に使います。香りだけでご飯が一杯、ご飯にのせるとさらに2杯はいけてしまいます。


2008年12月6日 土曜日

 「野沢菜を漬けました。」

 

 自家菜園の野沢菜だけでは足りないので、先日買ってきた野沢菜20キロを漬け込みました。ちょっと信州人の仲間入りができたような気になりました。


2008年12月4日 木曜日

 「冬支度に大忙しです。」

 

 勝手口に雪が降り込まないように、覆いを作って取り付けました。
 もうそろそろ本格的な雪の季節になります。雪対策、凍結対策に大忙しです。


2008年12月2日 火曜日

 「結局解けません。根雪です。」

 

 11月19日に降った雪は、道路などでは解けましたが、畑ではそのまま残ってしまいました。そしてこのまま根雪になってしまいそうなので、埋もれて凍りついていた野沢菜を掘り出して収穫し、漬け込みました。
 11月中に根雪になることは珍しいので、いろいろな仕事が残ってしまい困っています。


2008年11月28日 金曜日

 「漬物の季節になりました。」

 

 赤蕪の酢漬けを作りました。甘酢に漬けるとじわじわと赤くなってきました。2日もすると全体がきれいな赤に染まります。
 これからは大根、野沢菜と漬物作りに忙しくなってきます。


2008年11月20日 木曜日

 「やっと止みました。」

 

 朝になってやっと雪は止みました。積雪は20pほどです。久しぶりのお日さまで、干し柿も外に出せました。しかし、夕方には部屋に入れないと凍ってしまいます。


2008年11月19日 水曜日

 「冬将軍がやってきました。」

 

 昨夜から降り続いていた雪は、今日一日も止むことはありませんでした。また気温も一日を通して氷点下の真冬日でした。夜9時の積雪は約10pで、明日朝までにさらに10pほど積もるようです。まだ根雪になることはないと思うのですが、まだまだやっておかなければならないことが山のようにあるので、早く止んで解けてもらわないと困ってしまいます。


2008年11月18日 火曜日

 「初雪の中、収穫をしました。」

 

 今日は朝からとっても寒く、このあたりでも雪になりました。このままでは畑の作物が凍ってしまうので、大根・人参・ねぎ・牛蒡を収穫して、凍らないように保存するため土に埋めました。寒い所で暮らす人々の素晴らしい知恵ですね。
 夕方からは吹雪になり、夜9時には一面真っ白、5pほど積もっています。


2008年11月17日 月曜日

 「薪ストーブに火を入れました。」

 

 寒くなってきたので薪ストーブに火を入れました。じんわりと温かくとっても快適です。揺れる炎を見ていると、ついうとうとと居眠りをしてしまいそうです。
 しかしまだまだ薪の準備が追い付いていないので、天気の良い日はチェーンソーでひたすら薪を切らなければなりません。


2008年11月14日 金曜日

 「りんごのジャムと甘煮を作りました。」

 

 伊那谷の松川町で、低農薬有機栽培のりんごを生産していらっしゃる平澤さんの「紅玉」で、ジャムと甘煮を作りました。パンやパイの具材として利用します。


2008年11月12日 水曜日

 「有機栽培の素です。」

 

 山で落ち葉を集めてきて堆肥作りを始めました。まず落ち葉を敷いて水をかけ、踏み固めて30pほどの厚さにしてから米糠と油粕をふりかけます。そしてまた落ち葉を敷き水をかけて・・・とこの作業を何度か繰り返します。最後に雨よけのシートをかけて発酵させます。発酵が進んだら切り返します。来年の作物の植え付けの頃には立派な堆肥ができあがっている予定です。


2008年11月6日 木曜日

 「冬支度が忙しくなってきました。」

 

 日に日に寒くなってきました。乗鞍岳はもう真っ白です。雪が降る前に、やっておくことがたくさんあります。今日は薪ストーブ用の薪を切りました。


2008年10月29日 水曜日

 「野菜の収穫です。」

 

 高原花豆はさやを天日干しして、乾いたら豆を取り出します。空豆ぐらいの大きさの色鮮やかな豆がたくさんとれました。こぼうは太くて立派な、香りのよいものができました。
 これからも、有機無農薬栽培で、しかもフードマイレージが10メートルの野菜をお客様に提供していきたいと思います。


2008年10月28日 火曜日

 「山が黄金色に輝いています。」

 

 広葉樹は落葉が進み、続いて落葉松が黄金色に色づいてきました。今、乗鞍の山は黄金色に輝いています。落葉松の紅葉が始まると出てくるのが黄滑傘(きぬめりがさ)、きのこのシーズンを締めくくるきのこです。別名「根気茸」というこのきのこは2センチほどの小さなきのこで、少々ぬめりがあり落葉松の落ち葉などがしっかりとくっついていて、食べられるようにするまでにとっても手間がかかるのです。しかし、レモン色のきれいな色と、きのこらしいうまみと芳香をもっており、おろし和えにするととても美味しく頂けるのです。


2008年10月25日 土曜日

 「子猫が来ました。」

 

 新しい家族が増えました。名前はLUNA(ルナ)、スペイン語で「月」という意味です。9月9日生まれの子猫です。


2008年10月19日 日曜日

 「絶好のトレッキング日和でした。」

 

 お客様を高原のトレッキングにご案内しました。お天気が良く紅葉がとてもきれいでした。かもしか君も紅葉の山を楽しんでいるように見えました。


2008年10月16日 木曜日

 「もう霜柱です。」

 

 今朝はとっても冷え込みました。あたり一面の霜で、車のフロントガラスも凍っていました。畑に行ってみると1センチほどの霜柱がたくさん。葉っぱも真っ白になっていました。最後の霜柱は5月21日でした。あれからどれだけたったでしょうか。


2008年10月15日 水曜日

 「素晴らしい紅葉です。」

 

 乗鞍高原は大変美しい季節を迎えています。山頂付近は昨日降った雪でうっすらと白くなっています。そして木々が赤、黄、橙などに色づき、まさに「錦秋の乗鞍高原」です。今日はお天気がとっても良く、青空の下いっそう紅葉が美しく見えたのでした。


2008年10月5日 日曜日

 「紅葉がきれいになってきました。」

 

 乗鞍岳中腹の紅葉がきれいになってきました。行く度に木々はちがった色を見せてくれます。あと一週間ほどで高原の木々も色づきます。


2008年9月30日 火曜日

 「紅葉前線が下りてきました。」

 

 お客様をご案内して頂上へ行ってきました。昨日の雪もすっかり消え、紅葉がきれいでした。
 急に寒くなったので霜で茶色になってしまった葉もありますが、きれいに色づいたナナカマドの赤色が這い松の緑に映えてきれいです。紅葉前線は標高2000メートル付近まで下りてきています。
 また、雷鳥の羽の白い部分が増えてきました。季節は足早に冬に向かっています。


2008年9月29日 月曜日

 「初冠雪です。」

 

 今日は朝から冷たい雨が降っていました。山を見てみると白く染まっていました。初冠雪です。9月中の初冠雪は珍しいようです。


2008年9月28日 日曜日

 「もう降っちゃいました。」

 

 お客様を畳平付近のトレッキングにご案内しました。昨日どうも雪が降ったようで道路わきに少し残っていました。急に温度が下がると木々がきれいに紅葉する前に枯れてしまうので心配です。
 しかし中には美しく発色しているナナカマドもありました。全山このように染まってくれるといいのですが…。


2008年9月24日 水曜日

 「そばの収穫の手伝いをしました。」

 

 乗鞍高原は今、そばの収穫の時を迎えています。そばは実が落ちやすい上に根も抜けやすいので稲よりも慎重に刈らなければなりません。この後自然乾燥し、10月中旬頃から新そばが楽しめます。


2008年9月16日 火曜日

 「雑誌に載りました。」

 

 「るるぶ決定版 温泉&宿 関東周辺’09」という雑誌に掲載されました。小さい記事ですが、リニューアルの宿特集の一角に載りました。これで少しお客様が増えるといいのですが…。


2008年9月12日 金曜日

 「なめこが出てきちゃいました。」

 

 原木で栽培しているなめこがもう出てきてしまいました。本来なら10月下旬で、椎茸よりずっと後なのですが、椎茸はまだ出ていないというのに、8月終わりからの低温続きで出始めてしまったようです。店先には出たばかりの幼菌の状態でよく出回っていますが、しっかり大きくなったものも香り・味ともよく、みそ汁などには最高です。また、炊き込みご飯にしてもとても美味しく頂けます。


2008年9月4日 木曜日

 「すももの収穫をしました。」

 

 すももの第一回目の収穫をしました。敷地内にある6本の木のうち3本から収穫しました。シートを敷いてから枝をゆすって落とします。その後よいものだけを選別をすると25キロになりました。完熟しているものから順にジャムに加工していきます。10キロ程度のジャムができる予定です。
 これからしばらくは、すもものジャム作りや、大量にとれ始めたミニトマトのソース作りなどの食品加工で忙しくなりそうです。


2008年9月2日 火曜日

 「きのこの季節がやってきました。」

 

 庭の落葉松の根元に、きのこが出始めました。「しろぬめりいぐち」です。大小合わせて6本採れました。昼食のうどんに入れて食べました。とろっとした食感がとてもよく、大変おいしくいただきました。「ああ乗鞍に住んで本当によかったなあ。」としみじみ思いました。


2008年9月1日 月曜日

 「ついに来ました。」

 

 ついにお猿さんが畑にやって来ました。朝、畑に行ってみると、とうもろこしが一本倒れていました。お猿さんです。一本試食してみてまだ熟していないことが分かり、去って行ったようです。お猿さんは食べごろをよく知っているので食べごろまで待っていると根こそぎやられてしまいます。お猿さんに盗られる前に未熟なまま収穫しようかどうしようか悩ましい日々になりそうです。
 そして、今日はやっと枝豆を収穫しました。ゆでて食べると、とっても甘くておいしかったです。買ったものと自分で作ったものの味が最も違うものは枝豆だと思います。今日お泊りのお客様にも大好評でした。枝豆の後には野沢菜を蒔きました。


2008年8月28日 木曜日

 「今シーズン初釣果です。」

 

 忙しくてなかなか行けなかった釣りにやっと行きました。畑仕事の合間に1時間ほど行ってきました。残念ながら1尾しか釣れませんでしたが22センチの立派な天然岩魚です。この魚は本当に精悍な顔です。特に天然物は美しいのでいつまで見ていても見あきません。腹を割ると中には小さな筋子(イクラ)がありました。醤油漬けにしていただきたいと思います。


2008年8月26日 火曜日

 「御来宿誠にありがとうございました。」

 

 この夏は、たくさんのお客様に来ていただきました。誠にありがとうございました。また、泊っていただくだけでなく、シャワークライミングや頂上トレッキング(登山)や雪渓遊びや石窯ピッツァなど、様々な自然体験に参加していただきました。この夏は天候に恵まれ、雨天中止もなく、皆様に乗鞍の自然を十分にお楽しみいただけたことが我々にとって何より嬉しいことでした。
 マイカー規制が始まって何年か経ちましたが、畳平や頂上付近の自然には本当によかったと実感できるようになってきました。雷鳥もよく見かけるようになりました。8月の遭遇率は8割以上でした。コマクサも増えました。蚕玉岳東面の群落は本当に見事でした。
 乗鞍では、夏だけでなく四季を通して自然が楽しめます。また別の季節のちがった乗鞍をご案内できますことを心よりお待ち申し上げております。


2008年8月20日 水曜日

 「ようやく収穫の時を迎えました。でも秋風・・・。」

 

 お客様が続いてなかなか収穫できなかったじゃがいもをやっと掘りました。遅霜やその後の寒さでかなり苦戦していましたが、それなりに収穫がありホッとしました。じゃがいもの後には予定より2週間近く遅れて大根を蒔きました。
 枝豆もようやく実が太ってきました。ピーマン、きゅうり、ズッキーニは背丈も伸び量産体制に入ってきました。とうもろこしは背丈も2メートル近くなりやっと花が咲きました。また、ミニトマトもなかなか赤くなりませんでしたが、少しずつ収穫できるようになってきました。
 しかし、今週に入ると、もう秋風が吹き始め、朝夕は涼しいを通り越して寒くなってしまいました。ようやく野菜の収穫が本格化してきたというのに、本当に寒冷地での栽培は大変です。


2008年8月1日 金曜日

 「カヌー体験の下見に行ってきました。」

 

 お客様にカヌー体験をしていただく場所を探しに安曇野まで行ってきました。車で1時間ほど下り現地に着くと気温は32度。すっかり寒冷地仕様になっている体にはこたえます。しかし北アルプスの伏流水は冷たく澄んでいて、とっても気持ち良く漕ぐことができました。


2008年7月25日 金曜日

 「自家菜園も花盛りです。」

 

 梅雨明けしてようやく気温も25度を超えるようになり、自家菜園の作物も花をつけるようになってきました。5・6月は寒い日が多く生長が遅れていた花豆も赤くてきれいな花を咲かせています。また遅霜にやられていたうども元気になり、花火のような花を咲かせています。この花はてんぷらにすると香りも良くとても美味しいのです。


2008年7月12日 土曜日

 「天職? 似合いすぎです。」

 

 駐車場に砕石を撒きました。近所の採石場にお願いしてダンプで運んでいただき、駐車場いっぱいに広げました。雑草が目立ってきた駐車場もきれいになり、本当に宿らしくなってきました。


2008年7月11日 金曜日

 「初収穫です。」

 

 自家菜園で今シーズン初めて収穫しました。ズッキーニです。オリーブ油で炒めて赤味噌をぬって食べたらとってもおいしかったです。ブルーベリーも少しずつですが色づいてきました。寒暖の差が大きいせいかとっても甘くなっています。
 それにしてもここは冷涼な気候なのでなかなか野菜が育ちません。7月に入っても朝は15度以下になります。キュウリやナスはかなり苦戦しています。今年一年で何を栽培したらよいか考えていきたいと思います。


2008年7月8日 火曜日

 「何でも使えます。」

 

 先日伐採した白樺の樹皮をはぎました。飾りなどに使えます。幹は切って割って乾燥し、薪として利用します。枝は焚きつけに、葉は枯らして腐葉土にし、肥料として利用します。何でも無駄なく使えます。


2008年7月7日 月曜日

 「ダイハツ ムーブ君とお別れしました。」

 

 12年間本当によく走りました。初めの登録地は福岡でした。名古屋へ来てからは子供が生まれて退院する時もこの車でした。それから、北は北海道宗谷岬から、南は九州佐多岬まで、いろんな所を179005キロ、この小さな軽自動車は屋根にまで荷物を積んで走りました。
 私個人としては、20万キロでも30万キロでもこの車に乗り続けようと思っていましたが、雪深い乗鞍の地ではやはり四輪駆動でないとツライものがあり、またお客様の送迎も考えると定員4名の軽自動車ではやっていけないという事情もあり、さよならをすることになったのです。
 ムーブ君、長い間ありがとう。ご苦労様でした。


2008年7月6日 日曜日

 「バッサリいきました。2」

 

 家の周りで邪魔になっていた木をバッサリと切りました。大小合わせて20本ほど切りました。これで風通しも日当たりも良くなりました。


2008年7月4日 金曜日

 「乗鞍レインジャー初仕事」

 

 乗鞍レインジャーに参加し、大雪渓の下の駐車場から、畳平までの道路沿いのゴミ拾いをしてきました。標高2700メートルの畳平は気温が9度。風が強かったので体感温度はもっと低く感じました。しかし、高山植物は少しずつ花を咲かせていました。コイワカガミやハクサンイチゲなどの花がきれいでした。


2008年6月27日 金曜日

 「上高地に行ってきました。」

 

 

 お客様をご案内して、昨日は新穂高ロープウェイと平湯温泉に、今日は上高地と白骨温泉へ行ってきました。上高地は天気が良く、日本猿の群れに出会ったり、ギンリョウソウ(銀竜草)という珍しい植物を見たりすることができました。この植物は、葉緑体を持たず光合成を行わない腐生植物で、別名「ゆうれいたけ」ともいい、透き通るような白い色をしています。乗鞍高原でも見ることができます。


2008年6月25日 水曜日

 「頂上に行ってきました。」

 

 お客様をご案内して、乗鞍の頂上に行ってきました。大雪渓前までバスで行き、約2時間で頂上に着きました。天気が良く、槍や穂高をはじめ遠くの山々までとてもきれいに見えました。
 時間があったので畳平に高山植物を見に行きました。コマクサはかわいらしいつぼみでした。イワツメクサは1輪だけ咲いていました。キバナシャクナゲは5分咲きでとてもきれいでした。
 その後大雪渓に戻り、下りはシリセードで一気に滑り降りました。都会では30度近くまで気温が上がり蒸し暑いというのに、なんともゼイタクな雪遊びでした。


2008年6月21日 土曜日

 「フランスパンを焼きました。」

 

 チーズフォンデュ用のフランスパンを焼きました。オーブンの天板に小石を敷き詰めて予熱し、それに水をかけて一気に水蒸気を出して焼きます。パリパリと香ばしく焼けました。


2008年6月20日 金曜日

 「ベーコンを作りました。」

 

 お客様に食べていただくベーコンを作りました。量が少ないので今回は燻製器(小)で燻しました。香りの良い柔らかなベーコンに仕上がりました。


2008年6月19日 木曜日

 「バッサリいきました。」

 

 鬱蒼としていた玄関前をバッサリといきました。これで雨や雪の時にも玄関から入りやすくなります。また、とても開放的になり眺めも良くなりました。植わっていた木は別の所に移しました。


2008年6月17日 火曜日

 「番所あやめが咲き始めました。」

 

 乗鞍高原の固有種、番所あやめが咲き始めました。番所というのは乗鞍高原内の地名です。派手さはないのですが、細身ですっきりとした色が特徴のとてもきれいな花です。
 また、オオミズアオもやってくるようになりました。薄緑色のとてもきれいな蛾です。この個体はよっぽどどこかにぶつかったのでしょうか、翅の先が随分と傷んでしまっています。


2008年6月15日 日曜日

 「看板ができました。」

 

 先日宿泊してくれた叔母夫婦が看板を作ってくれました。これで本当に宿らしくなりました。ありがとうございました。


2008年6月13日 金曜日

 「蓮華つつじがとてもきれいです。」

 

 お客様を牛留池と一ノ瀬園地へご案内しました。天気がよく牛留池には雪の乗鞍岳が映っていました。一ノ瀬園地では蓮華つつじが見ごろを迎えていました。


2008年6月9日 月曜日

 「わらびが出てきました。」

 

 敷地内にもわらびが出てきました。また、育てている行者ニンニクの花が咲きました。種を落としてどんどん増えてほしいと思います。行者ニンニクの葉は、本当にニンニクの香りがして、醤油漬けやてんぷらにするととても美味しいです。


2008年6月4日 水曜日

 「蒟蒻を作りました。」

 

 これからお迎えするお客様のための蒟蒻を作りました。胡麻・青海苔・柚子を入れました。柚子の香りがほんのりとしておいしく仕上がりました。


2008年6月2日 月曜日

 「理容乗鞍開業」

 

 近所に床屋さんがありません。青空散髪屋さんの開業です。なんだかインドを思い出します。


2008年6月1日 日曜日

 「小梨が満開です。」

 

 乗鞍では次々に花が咲いています。昨日の雨がうそのように今日は朝から快晴。新緑の中、小梨やウワミズザクラなどの白い花がいっそう美しく見えます。午前中は雲1つなく、残雪の乗鞍が白く輝いていました。


2008年5月31日 土曜日

 「石窯ピッツァを焼きました。」

 

 雨の中、石窯でピッツァを焼きました。
 トマトソース、赤味噌、バジルソース、カレーマヨネーズ、どの味もとても美味しく焼けました。石窯で焼くととってもおいしくなるから不思議です。


2008年5月30日 金曜日

 「トレッキングの下見に行きました。」


 


 お客様をご案内するトレッキングコースの下見をしました。昨日の雨と雪解けで増水した善五郎の滝は迫力がありました。また、つつじの一種ムラサキヤシオがとてもきれいに咲いていました。
 これからは、小梨や蓮華つつじなどの花が見ごろを迎えます。


2008年5月28日 水曜日

 「自家菜園の整備も一段落しました。」

 
昨夏の草むらとは別世界。       アスパラの芽が出ました。       

 昨年の夏には背丈を超える草が茂り、ジャングルのようになっていた自家菜園を草刈り機で草を刈り、鍬で草の根をはがし、ようやく畑にすることができました。まさに「開墾」でした。
 今年に入って雪が解けてからは、晴れた日には本当に早朝から日没までよく働きました。草の根をはがし、土を耕し、有機肥料を入れ、畝を作りと、そのおかげでこのひと月で体重も4キロほど落ちました。(私だけ)
 植えたものは、
野菜類
 茄子 きゅうり ピーマン アスパラガス とうもろこし じゃがいも ズッキーニ 枝豆 ミニトマト 花豆 人参 ねぎ ごぼう にら
果樹類
 ブルーベリー かりん あんず すもも
山菜・ハーブ類
 わさび 行者ニンニク オオバギボウシ アシタバ バジル ミント 香草 こごみ うど えごま
です。7月末ごろからお客様にお出しする予定です。


2008年5月27日 火曜日

 「イタドリのジャムを作りました。」

 
高原に生えるイタドリ           煮詰めたジャムを瓶詰        

 高原のあちらこちらでイタドリがまるで筍のように新しい茎を伸ばしてきました。まだ葉が出ていないやわらかい茎は引っ張ると「ポン」と音を立てて折れます。これを集めてきてジャムを作りました。
 さっと湯にくぐらせて熱いうちに皮をむきます。細かく刻んで砂糖を加え加熱すればイタドリのジャムの出来上がりです。程よい酸味があり、パンにつけたり、ヨーグルトに入れたりするととても美味しくいただけます。
                


2008年5月26日 月曜日

 「ブルーベリーと桃の花が咲きました。」

 

 ようやく日中温かくなってきました。桃の花は敷地のすぐそばにある老木の花です。昨年の秋はこの実を食べに熊が来ていたようです。しかし昨冬は雪が多く、枝の一部が折れてしまい、少し元気がないように見え心配です。なんとか元気になってほしいと思います。
 このように乗鞍では今いろいろな花が咲き、木々の緑は大変美しく、とても良い季節です。
 ここで生活していると本当に季節の移り変わりを実感することができます。1日1日少しずつ季節が進んでいくことが実感できるのです。毎日本当に景色が変わっていくのです。これは街で暮らしている時には感じることができなかったことです。こんなことを感じながら暮らせるということは、かなりシアワセなことかもしれません。
 しかしこの時期、乗鞍高原を訪れてくださる方は少ないのです。このことを我々は、なんだかさみしく思うのです。


2008年5月25日 日曜日

 「燻製を作りました。」

 
 

 虹鱒、チーズ、ゆで卵、ちくわの燻製を作りました。虹鱒は、濃い食塩水に1時間ほど漬けた後、1時間ほど風乾し、約5時間燻しました。チーズやちくわはそのまま約3時間燻しました。どれも煙で燻すと食材の味と香りがぐっと深みを増してくるのが不思議です。
 次回は、豆腐やソーセージを燻してみたいと思います。


2008年5月23日 金曜日

 「山菜を採りました。」

 
蕨と山葵の葉              いらくさとタラの若葉          

 近所の人に同行して、山菜を採りに行きました。それぞれの山菜に合った調理法や保存法も習いました。これからも様々な山菜が出ます。少しずつ覚えていけたらと思います。どの山菜もとても美味しく、一度食べたら、もうやめられません。  


2008年5月22日 木曜日

 「味噌を仕込みました。」

 
麹と大豆を混ぜます。          塩を振って発酵させます。     

 来年用の味噌を仕込みました。本来ならもっと早くに仕込むはずでしたが、忙しくて今日になってしまいました。昨日から水に浸してあった豆を煮てつぶし、塩と麹を混ぜた「塩きり麹」と混ぜます。
 混ぜたものをソフトボール大に丸め、容器に投げつけて入れます。空気が入らないようにするためです。表面に塩を振り、重石をして約一年発酵させます。
 現在お客様にお出ししている味噌は、昨年5月に名古屋で仕込み、乗鞍で発酵・熟成させたものです。


2008年5月21日 水曜日

 「まだまだ冷え込みます。何と霜柱が」

 
5月も下旬で霜柱           あたり一面の霜             
 
つつじが咲き始めました。        こごみも出てきました。          

 5月も下旬になったというのに、まだまだ朝は冷え込みます。起きて外を見ると、一面の霜。よく見るとあちらこちらに霜柱も。そろそろ畑に野菜の苗を植えようと思っていましたが、もう少し待った方がよさそうです。それでも乗鞍の植物はたくましく、つつじが花をつけ始め、敷地内のこごみも伸びてきました。こごみはさっと茹でてマヨネーズでいただきました。


2008年5月14日 水曜日

 「すももが満開になりました。」

 
すももが満開。              原木には椎茸が。              

 乗鞍高原が一番美しい季節になりました。あちらこちらで、すももや桜の花が咲き、唐松の枝にはかわいい新芽が顔を出しています。
 また、椎茸が春の収穫の時期を迎えました。バターで炒めるとたまらなくおいしいです。
 こんなに美しい季節ですが、高原にいらっしゃる方は少なく、とても残念に思いました。


2008年5月4日 日曜日

 「初めてのお客様をお迎えしました。」

 
最後の雪です。           水芭蕉が満開。              

 いよいよこの日を迎えました。初めてのお客様をお迎えしたのです。また、今日はとても温かく、敷地内に最後まで残っていた雪がついに解けました。
 お客様をご案内した一ノ瀬園地の奥では、水芭蕉が満開。あたり一面にいい香りがしていました。水芭蕉が咲くと乗鞍もいよいよ春。これから次々に美しい花が咲き始めます。


2008年4月28日 月曜日

 「石窯を作りました。」

 
まず側面を積みます。           翌日天井部を積みます。      
 
火入れの儀式をしました        パンの美味しさにビックリ          

 念願の石窯を作りました。耐火煉瓦を積み上げ、耐火モルタルで接着していきました。そして、1週間ほど乾燥させて出来上がりました。
 火入れの儀式をし、試しにパンを焼いてみるとその美味しさにびっくりしました。これからどんどん石窯料理に挑戦していこうと思います。


2008年3月26日 水曜日

 「
乗鞍高原に移住しました。」

 
カワサキ君とはお別れ     道の駅「どんぶり会館にて」
 
5時間でようやく到着           31日大量の積雪          

 大好きで12年間乗ったカワサキ君とは残念ながらお別れし、125のヤマハ君で乗鞍にやってきました。ヤマハ君は高速に乗れないため、ひたすら下道を、途中みぞれに降られながら約5時間で乗鞍に着きました。
 さてこれから、開業準備・荷物整理・改装工事と忙しい生活が始まります。
 3月の末の乗鞍はまだまだ冬。31日には20センチ以上の降雪があり、ヤマハ君も雪だるまになってしまいました。


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