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山梨県東部の郡内地域を中心に、身近で頼りがいのある法律事務所を目指す‐つる法律事務所のホームページ

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0554-56-8796

〒402-0052 山梨県都留市中央三丁目1-25

フレデリック企画についてAbout frederick Projects

<フレデリック企画とは>
 「フレデリック企画」とは、当事務所の弁護士が、郡内地域において様々な活動を行う際に企画や事務を行う団体名です。

 つる法律事務所は営利を目的とした事業体ですが、「フレデリック企画」は、営利を目的とせず、原則として無償で身近な法律問題などにかかわるイベントや、法教育に関係するイベントを行っています。


<フレデリック企画の由来>
 「フレデリック企画」の名前は、オランダ生まれの絵本作家であるレオ=レオニ氏が1967年に描いた絵本『フレデリック』に由来しています。

 フレデリックというのは、ちょっと変わった野ネズミの名前です。
 仲間の野ネズミたちが冬に備えて食べ物を集めているとき、フレデリックは岩の上で太陽の光や、色や言葉を集めます。冬が来て、食べ物も残り少なくなり、野ネズミたちの気持ちが沈みかけたとき、フレデリックは、集めた色や言葉を使って、野ネズミたちの心を温めました。

 もちろん、仲間の野ネズミたちのように、食べ物を集めたり、お金を集めたりすることも大切なことです。ただ、フレデリックのように心を温めるモノを集めることもとても大切な役割で、そういう多様な価値観を大切にしたい、という思いと、私たちも、フレデリックのように周りの方々の心を温められるような企画を行いたい、という思いから、この名前を付けました。


<フレデリック企画の活動内容>
 フレデリック企画では、上述のように、人々の心を温められるような企画を行う、という理念のもと、様々な活動を行っていく予定です。
 当面は、これまでつる法律事務所が行ってきた定期交流会を引き継いで、都留市まちづくり交流センターなどにおいて、市民の方と弁護士との定期交流会を開催していきたいと思います。

 また、フレデリック企画に行ってほしい企画などがありましたら、お気軽にご連絡ください。

 TEL:0554-56-8796(つる法律事務所兼用)
 Mail:tsuru_lo@tbz.t-com.ne.jp

フレデリック企画の主な活動

○定期交流会

 法律事務所の扉って、重たいですよね。私など、入ったことのない飲食店に入るのすら、ちょっと緊張してしまいますが、切実な問題を抱えた方が、法律事務所の扉を叩く、というのは、弁護士が考えるよりもずっと勇気のいることではないか、と思います。
 つる法律事務所は、市民の方が少しでも親しみを持っていただける、お気軽に事務所にお越しいただけるような場所でありたい、と考えています。そこで、3か月に1回程度の頻度で、“定期交流会”を行うことを企画しました。これは、事務所の相談室を利用して、身近な法律のことやちょっとした困りごとなど、毎回1つのテーマを決めて、数人で自由に話し合おう、というものです。相談室を利用しますので、人数に限りがございます。参加をご希望の方は、当事務所までご予約をお願いいたします。

【次回の予定】
 ※ 次回から、定期交流会の運営はフレデリック企画が行うこととなりました。場所も都留市まちづくり交流センターに移して、より市民の方に足を運んでいただきやすい形にしたいと考えています。具体的な予定が決まりましたら、随時更新してまいりますので、もうしばらくお待ちください。

【過去の定期交流会】
第1回(H25.6.21) 『憲法ってなんだあ!?〜憲法を知ろう語ろう〜』
第2回(H25.8.12) 『‐幼児向け法教育‐絵本を読んでみよう』
第3回(H25.11.15) 『遺言の書き方』
第4回(H26.2.27) 『雪害に関する法律無料説明会』
夏休み特別企画(H28.8.2)『弁護士と一緒に!憲法をアソブ!』

活動報告

○2016 夏休み特別企画「弁護士と一緒に!憲法をアソブ!」

 8月2日(火)10時より、都留市まちづくり交流センターにおいて、「弁護士と一緒に!憲法をアソブ!」という企画を行いました。小学5年生〜中学3年生を対象としていましたが、当日は多くの小学生が集まってくれ、ワークショップ1「政治や憲法のあだ名を考えよう」とワークショップ2「身近な人権を見つけよう」とに分かれて憲法や人権について楽しく学びました。



 参加者は、最後に「主権者の木」を作ることを目標にしました。それぞれ勉強したことをもとに、「憲法」に関するあだ名などを付せんに書いて木の幹の部分に、「政治」や「選挙」に関するあだ名などを付せんに書いて木の枝葉の部分に貼ってもらいました。そうすることで、政治や選挙の根幹が憲法や人権にあることをビジュアル的に学んでほしいという意図です。

        

 冒頭で、主権者に関するフリートークをしました。「日本の主権者って誰だと思う?」と聞くと、「偉い人!」「総理大臣!」「天皇陛下!」などという元気な声が返ってきました。「じゃあ、みんな、自分は主権者だと思う人ー」と聞いても、誰も手を挙げません。



 その後、2階にある都留市立図書館へ移動して、憲法や人権、選挙に関する本を借りて、各自調べてもらいました。市立図書館さんでは、ちょうど選挙に関するフェアもやっており、子ども向けの憲法に関する本もとっても充実しています。

        

 イベントにあたって、都留文科大学の学生さん2人にも協力してもらいました。企画段階から積極的に参加してくれ、イベントを盛り上げるアイデアをたくさんいただきました。おふたりは将来、中学の社会科教員を希望しているということで、非常に頼もしく感じました!



 いくつかの手作りパネルも用意しました。しっかり勉強したあとは、自由な発想で、憲法や政治のあだ名を考えてもらいました。ぼくたち大人より、自由な発想で、面白い意見がたくさん出ました。一番すごいと思ったのは、政治は「守ろうのルール」、憲法は「守れのルール」というものでした。政治は民主的にみんなで決めてみんなで守るという法律の特徴を、そして、憲法は、国民が権力に対して「守れ」という立憲主義のルールであることを、実にうまく言い当てています。
 こちらも大変勉強になりました。ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、改めまして、本当にありがとうございました!

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