2010年1月31日 |
5. (ラジオとドラマパート紹介「花喰い花 第二話」です)
ラジオ放送第三回、ドラマ『花喰い花』 第二話の紹介です。内容に触れますのでご注意を。ドラマ部分をお読みになる方は反転願います。
始まりはDJお二人の好きなアイドル話。当時、透役さんはモチダマキさん、薫役さんはイッシキサエさんがお気に入りだったんだそうな。な、何てBUDに関係ない話なんだ・・・(笑うしかない)。それからいつもの「男の花言葉」コーナー。番組でお便りを採用された人には、番組特製のアロマテラピーグッズがプレゼントされたんだそうです。それにDJお二人のサインに写真を書いて、じゃなくて写真にサインを書いて、いっしょに送ったんだそうな。
【ドラマ語り始まり】
『花喰い花』第2話はじまりです。
ところで、再聴して驚いたのですが、今回の話の冒頭に、前話とのつなぎ的な小話(?)が入っていたのです。これは、全話を収めているドラマCDには入っていないようです。今まで気がつかなかった・・・(ラジオ録音したのにほとんど聴いていなかった証拠ですな-_-; ・・・じゃあ何で録ってたんだろう・・・やっぱり謎)。ご紹介までに、CDに収められていない冒頭部分をちょっと詳しく書きます。それは許され、ます、よね?
まず前回ラストシーンを思い起こさせる、負礼堂を脱した朱光妃のセリフから。
「私が、ただただこの負礼堂に封印されていたとお思い?この永遠の闇の中で、悲しみを憎しみに、そして力に変えていたのよ・・・。あとは下界に下りて、春に咲き誇る花の精気を喰らい尽くし、誰よりも美しく咲くわ・・・!」
不穏な朱光妃の笑い声から、場面変わって今回の話の流れを紹介する薫様。
「花の世界には、大きく分けて天界と下界の2つの世界があり、天界を聖仙郷と言います。聖仙郷の花仙たちが、下界の花を見守っているのです。私は妙香花仙といい、花に香りを与える役目をおおせつかっています。それから私のもうひとつのお役目は、花の帝・錦花仙帝様の皇子、御大花将蕾様の養育係。ところが、蕾様ときたら・・・!(蕾:)「聖仙郷は退屈でつまらん。俺には刺激のある下界のほうが面白い」・・・などと大騒ぎをした挙句、錦花仙帝様のお怒りにふれ、下界に落とされてしまわれました・・・。はぁ;全ては養育係である私の不徳のいたすところなのですが・・・」
東雲:「それって、蕾の元からの性格で、薫殿のせいではないと思いますよ。幼馴染の私が言うのだから間違いありませんって。」
薫:「幸い下界には、森林をつかさどる永林樹帝様の第八皇子・東皇使東雲様が留学していらしていて、何かと力になっていただけそうで安堵いたしました。とにかく、蕾様に改心していただき、天界に帰っていただくのが、私の一番の願いでございます。」
・・・とまあ、こんな前フリがあったのです。ところで前回も思ったのですが、東雲さん、「蕾の幼馴染」であることを前面に押し出しすぎじゃないですか。ここまだ前フリ場面ですよ。・・・まあ、それでこそ東雲さんってもんですが。
さてここからはCD『花喰い花』第2話と同じで、田科研究所での所長、孝行、英子たちのやりとりから始まります。
孝行につれなくされた英子が研究所の門の影にいるところに、しれっと声をかける人間ぶりっこ東雲さん。前回、花精たちに「今年も見事だな」とか偉そうに(実際エラいんですが)喋りかけているのとは全然違うトーン。うける(←うけるってあなた)。そして自分を「僕」という、見事な優等生ぶりっこ。・・・いや、この演技(使い分け)ができる東雲役飛田さんが、素直にすごいと思います。むしろ東雲さんが乗り移ってるんじゃ・・・?!(笑)
東雲に会ったことが(言い負かされたのに殴り倒せなかったことが)気に食わず、「薫、酒もってこーい!!」と暴れる蕾。「お酒をそんなに召されてはお体に良くありません。」となだめる薫様。そこに突然雷鳴が響き、紅花将軍が現れ、朱光妃が下界に逃げたことを蕾に知らせます。
朱光妃の情報を上将蕾に報告する紅花将軍。ここで、話の流れで「花生みの儀」の説明になりますが、これがすばらしいのです。原作で市東先生は、染絢花仙、麗姿花仙、妙香花仙による美しい花生みの儀の様子を見事に描いてらっしゃいますが、ここでの薫様の説明と後ろに流れる穏やかなBGMは、市東先生のその画を思い起こさせる見事なものなのです。今後、BUDドラマでのBGMを個別に語る機会があるか今のところ分かりませんが、ここでの曲は、常春の穏やかな聖仙郷を思い起こさせる、とても良い楽です。
このあと、私を咲かせて、と、朱光妃が孝行に接近するところで、第二話終了です。
ラジオ(CD)ドラマということで、音しかない世界ですから、全体的に状況説明がくどくなるのはいた仕方ないのでしょうが・・・聴いていて、やはり違和感は多少(・・・けっこう)あります;。ああ〜、これが映像化してくれたら、違和感なくなってどんなにか素晴らしい花物語になるだろうに。映像化すれば良いのにー。なんて、未だに駄々をこねたくなります。蕾も東雲さんも好きですが、何よりBUD世界ごと好きなものですから・・・。
【ドラマ語り終わり】
このあとはエンディングテーマ、DJラストパートとなります。この回はドラマパートが長く、ラストのDJパートは短かったです。
・・・あいかわらずだらだら書いてしまった・・・こんどこそ改めねば。
次回は、ラジオ放送第四回・ドラマ花喰い花第三話のご紹介。よろしければまたお付き合いくださいませ。
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