2010年2月3日 |
7. (ラジオとドラマパート紹介「花喰い花 第四話」です)
ラジオ放送第五回、ドラマ『花喰い花』 第四話の紹介です。内容に触れますのでご注意を。ドラマ部分をお読みになる方は反転願います。
今回はドラマが長いということで、DJパートからすぐドラマパートへ。
【ドラマ語り始まり】
『花喰い花』第四話。
今回は冒頭の小話はほぼありません。朱光妃の一言くらい。あとはCD『花喰い花』第4話と同じです。
ピンチの蕾と薫様ですが、東雲さんの「森玄霊玉沸濯」(つづりあってますか。なんか違うような・・・;)で朱光妃をいったん退けることに成功。
・・・そういえば、ドラマすべてを通して、蕾の「花炎沸濯」は、なかったです、よね。「露冠、我が手に」も、なかった。え、蕾の得意技これしかないのに(←ひどい)、ひとつも出てこないってドラマ的にいいんですか。ああ、神樹の杖すらも出てくるというのに・・・。
話は飛んで、朱光妃を倒した後、彼女の花芯を天界に届けてくれと東雲さんに頼む蕾。
大量の花気を失い今にも気を失いそうなのにもかかわらず、花のために気をかける。なんと蕾らしい、さすが最強の花の守。後で東雲さんが、花の方々は散りたがる(薫様のおとり行動もあてはまるのでしょう)、とこぼしますが、それは、このように花のために惜しみなく自分の命をかける蕾を見ているからでしょう。悪ガキだ何だと言われ続けている蕾ですが、花を守ることにかけての気合は、見事だと言うしかない。(私はこんな蕾を気に入ってBUDファンになったのです。)
朱光妃の一件が片付き、華恭苑の錦花仙帝様のところに顔を出す東雲さん。花のことで手間をかけたことを謝罪する錦帝様に対して、紅花将軍をとりなし、事を解決した蕾を褒め、しかし「花は散りたがる」と心配心を覗かせ、「厚かましくも」と仰いながら桜並木を復元する褒美を申し出る東雲さん。そんな東雲さんに対して、「私でできることなら、何なりと。」と、大変機嫌のよろしい錦帝様。
・・・ここで思い浮かんだ言葉は、「根回し」。将来のお義母様、錦花仙帝様に気に入っていただくため、ありとあらゆる手を駆使する、将来の婿養子を目論む東雲さん。その白々しさが、おのずと蕾をあきれさせるんじゃないのかな東雲さん。
そうして下界の桜並木が元に戻り、満開の桜の下、蕾と薫様が会話している。
「母上も(東雲の願いだからって)ここまで満開の桜をサービスしなくたって」
桜のことに話が及び、東雲さんのことを引き合いに出しとたん、
「なんだ、君が私につらく当たるのって、マザコンのジェラシーだったんだね」
「・・・キサマ・・・!」
物の怪のように(←違うか)登場する東雲さん。
「そろそろ母上が恋しいんじゃないの?マザコン」
だからそうやって年甲斐もなく蕾をからかうから・・・。ほんとに、『好きな子は構いたい』、を実践してますね東雲さん。さすが東皇使様ですね。先回も申し上げましたが、まさか東雲さんがこんなに蕾のことを気にしているとは、当時は気がつきませんでした。でも今は、しみじみと、納得。でもまあ、蕾には、何年も先(春指南)までその行動の真意が伝わらないんですけれど。
最後は、お二人とも仲がおよろしいようで、と、苦笑する薫様で『花喰い花』は終わります。
【ドラマ語り終わり】
このあと再度DJパート。「フラワーパワー」花占いコーナー。恋の花を咲かせましょう、みたいな感じで、女性向けに、恋の花のアドバイスでした。このコーナー、どっちかというと東雲(役)さんが読んだほうがふさわしかったんじゃなかろうか(本気)。
次は、ラジオ放送第六回。ドラマは休みで、田野さんがゲストの回。よろしければまた、お付き合いくださいませ。
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