レイアウト 2 〜棚〜
棚をネットでポチッと購入後、人気商品のため発送が遅れ,半月待って棚が到着しました。棚は来たものの、どうやってレールを敷設してよいものやら見当が付かず、悶々とした日々をすごします。
でも、工事が遅れた一番の理由は「KATOから『カント付複線レール』がなかなか出なかった」ことだったりもします。
1cmピッチ薄型書棚 幅90cm 高さ180cmはディノスで購入しました
案の1
本棚の側板にトンネルポータルのような穴を開けて、棚自体にレールを敷く。その穴から隣の棚へとレールは続く案。
レールを敷く高さは1cm刻みで自由に選べるし、セクションレイアウト風に棚毎に情景も作れます。とてもスバラスィのですが、複線トンネルの幅は約7cm。幅16cmの側板の約半分を占める穴・・・。棚の強度を考えて没にしました。
案の2
棚の高さをすべて180cmに抑えてしまい、その上を使う案。
広く使えて私は非常によいのですが、棚の収納能力激減。隣の子ども部屋丸見え。家族からシュプレヒコールの波〜、でボツ。
案の3
しからば、棚板を前に張り出させましょう!その板の上にレールを敷きましょう。駅の部分は張り出し幅を大きく取れば、待避線も敷けるじゃん!
の案で決定。
板は強度的に18mm厚は必要と考え、ホムセンでパイン材が一番安かったのでこれを採用。その上に20mm厚のスタイロフォームのボードを置き、その上にレールとしました。
購入した棚の板厚はすべて18mmなので、こうするとレール敷設面と棚の面がほぼツライチになり、シーナリィ建設に好都合。
白く映ってるのは本棚の梱包材でして、スタイロフォームではありませぬ。下の木枠は、知人からいただいた1800×900のレイアウト土台
工事着工
パイン材は30cm刻みの幅で、長さも60,90,120,180cmといろいろ売っていました。買った棚の幅は120cmと90cmの2種だけなので、パイン材の長さもこの2種でOK。
張り出させる幅が44cmなら、+16cmして60cm幅を購入すればいいわけです。ノコギリなんて使わなくてよく、とても楽ちん。
本棚を固定
この本棚は二つの部屋の仕切りでもあります。地震なんかで倒れては大切なレイアウ・・・、もとい大切な子どもが押しつぶされます。下げ振りで垂直を出して、そこに合わせて棚をしっかり固定することとします。
天井に穴が開きますが、コレは仕方がありませぬ。失敗したら・・・と、ドキドキします。
子ども部屋側の固定にはL字形金具の天井面が棚の上に隠れるようにネジ留め。そこを棚のツッパリで押さえちゃいます。このほうが万一の地震には強いはず。
反対の「本の部屋」側は、金具の天井面が見えちゃう形でしか留められません。まぁ、地震で倒れるなら、できれば本の部屋側にして欲しいので、これでOKです。
金具は目立たないように、天井の白と、棚の薄茶色に塗ってあります。
これで本棚を固定できます。3段式の上段と中段の間に、パイン材を挟んで、ボルトで固定すれば、レイアウト用地が出来上がります。
パイン材の、上下になる棚板と同じ位置に6mmの穴を開けて、接合ジョイントボルトなるネジを通して固定します。
このネジがよく出来ていて、棚板の上下に頭が出ません。
(図は板の座グリがないから出っ張っちゃっていますが、実物は座グリの中にネジ頭が収まります)
つまり上段下部の板厚と、中段上部の板厚の、合計分の長さしかないネジなのです。そこにパイン材をはさむとネジ長が20mm足りませぬ。(泣
こんなネジ売ってるの?
いくつかホムセンを回った挙句にやっと見つけたのがコレ。
右が本棚付属の約30mmのネジ。
左はビーバートザンで購入した (株)モリギンの接合ジョイントボルト 品番R62 M6×50 クロメート というネジ。300円しなかったハズ(恥
ちなみに、本棚付属のほうは、ネジのピッチが2種類あって噛み合わなかったり、六角とマイナス溝の2種の頭が混在したりと、けっこういい加減なモノでして、強度も不安。
言葉で説明してもよくわからない、棚上レイアウトの断面図(当初)です。ここまで出来れば、あとは普通のレイアウト製作と同じです(よね?)。
パイン材が荷重に負けて下がってくる可能性がありますが、その時は板を裏返して使えます。リバーシブルです。w
脱線したりすると大惨事になりそうですが、線路脇のマージンをとったり、シーナリィや線路脇の柵を植えてやるなどすれば大丈夫そうです。
ただ他に大きな問題が・・・。わかります?
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