相手のバックカットの球種はΘシュート・カットであるが、各種ラバーに応じて回転の程度が異なることから、それぞれに対応した返球を採用する。
裏ラバーのバックカットは、Θシュート・カットの回転なので、 カーブ・ドライブを加えて、相手のフォア側にドライブで打ち抜く。これはチャンスボールである。
① 裏ラバーのバックカットはⅠのΘシュート・カット(LB)で向かってくる。
② 自分のコートに入ったⅠの回転にカーブ・ドライブ(RT)を加える。
③ 相手のコートにはドライブ(T)となって返球される。
自分が掛けるカーブ・ドライブは、相手の回転の極にあたり、球を制御し易いのも特徴だ。
表ラバーのバックカットは、ナックルに近いΘシュート・カットの回転なので、カーブ回転を加えて、
相手のフォアあるいはバック側へカーブとして返球する。
この返球は相手が想定しているドライブ系の回転と大きくことなり、
その上方向の回転反力を使うことが出来ないので、球がショートしネットする。あるいは、回転を制御出来なくてテーブルオーバーする。
相手の回転が切れているようであれば、カーブ・ドライブを加えて、相手のフォア側にドライブとして返球する。
① 裏ラバーのバックカットはⅠの弱いΘシュート・カット(LB)で向かってくる。
② 自分のコートに入ったⅠの回転にカーブ(R)を加える。
③ 相手のコートにはⅡのカーブ(R)となって返球される。
表ラバーの球は、球のスピートも高く、反力が大きいことから、ラケットは立てて振り、球との接触時間を長過ぎない打ち方とする。
粒高ラバーのバックカットは、ナックルなので、カーブ回転を加えて、相手のフォアあるいはバック側へカーブ回転として返球する。 この返球は相手が想定しているドライブ系の回転と大きくことなり、その上方向の回転反力を使うことが出来ないので、球がショートしネットする。 あるいは、回転を制御出来なくてテーブルオーバーする。
① 粒高ラバーのバックカットはⅠのΘナックル(ΘK)で向かってくる。
② 自分のコートに入ったⅠの回転にカーブ(R)を加える。
③ 相手のコートにはⅡのカーブ(R)となって返球される。
粒高ラバーの球は、球のスピートも低く、回転反力も小さいことから、ラケットヘッドは前方にして振り、球との接触時間を長くした打ち方とする。 飛びすぎる様であれば、ラケットヘッドを立てる。