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updated 2016-10-26
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心の症状と無意識の関係にカウンセリングルーム木陰の風では着目していきます。

ウンセリングは無意の力を最大限に心の悩みや症状の改善に利用していきます。私たちの脳の働きの内、意識と無意識の割合は意識的に物事を感じたり、認識したり、感じたり、覚えたりが10パーセント、残り90パーセントは無意識だと言われています。無意識は中身の詰まった皮のある野菜や果物で例えると皮が意識、無意識は実や果実です。皆さんの心の症状は無意識からの信号です

私たちの脳の中の無意識はホメオスタシス(恒常性維持機能)といい、生命を維持するために体の各器官をバランスよく働かせる心と体の生命維持機能を持っています。例えば「傷ができたら新しい皮膚をつくり傷を塞ぐ。風邪を引けばくしゃみや熱を出し、体の中のウイルスを退治したり外に出す。寒かったら体を震わせて体温を維持しようとする。熱い時は汗を出して熱を下げようとする。」他にも様々あります。これらは私たちの意識では制御できない無意識と体の各器官とのやり取りで成り立っています。
 
そして、皆さんの心の各症状もまた、無意識の生命維持機能が働き、


無意識が皆さんの体に「症状」という信号を出して、「ストレスの情報を管理するスペースがいっぱいだよ。」と体を通して教えてくれている状態


であると言えます。更に、私たちの脳には、


「インパクトのある情報や混乱を体験すると無意識が顔を出しやすい」

「マイナスイメージの情報とプラスイメージの情報を無意識まで
競争させた場合、マイナスイメージの方が先に到着する」


という性質があります。パニック障害を例にすると、パニック障害を最初に体験した人は今まで体験したことのないインパクトのある混乱状況で、無意識が顔を出します。そして、その当時の状況、発作時間、場所、周りの雰囲気などを視覚、聴覚、体感覚などで感じ取った情報とパニックの症状そのものの体感覚情報とを結びつけてすぐに記憶します。


「症状が起きた場所、時間、雰囲気などの情報=パニック症状の体感覚情報」


という一定のストレスなマイナスイメージの形で記憶することになり、


「パニック発作を体験した人はいつの間にか、無意識をコントロールして症状の情報を無意識に記憶した人」


と言えるでしょう。 そして、ストレスが体に溜り、疲れたり、胃がもたれたり、立ちくらみを起こすなどの体感覚、またはストレスのない環境下でも、例えば、パニックの時と似たような人混み、似たような風景や状況を通し、意識下でパニックの時と似た視覚、聴覚、身体感覚としてその情報が頭にイメージされ少しでも取り乱したり、気持ちが揺らぐと、敏感に、その人の脳では、そのパニックのマイナスのイメージはプラスイメージよりも早く到達する性質があるため、無意識に入って行きます。そして、無意識の中のストレスの情報網から例え少しでも、その人混み、騒音などの視覚や聴覚等の身体感覚情報が当時の感覚と似ているだけでパニック症状の情報網とつながり、無意識からオートマチックにその時のストレスなマイナスイメージの情報を呼び出し、意識的にも予期不安を発生させ、最終的に体に症状という信号を送り出すことになります。

実の詰まった野菜や果物を思い出してみて下さい。ジャガイモでも、ナスでも種無しスイカでも、キウイでも構いません。お好きな中身の詰まったものを思い出してみて下さい。その外側の皮が脳の働きの10パーセントの意識、その中のたっぷりの実は残りの90パーセントの無意識だとします。カウンセリングやセッションは様々な方法でその意識の皮を剥がし、実や果実の部分の無意識を表面化させることから始まります。そして、この無意識の最大の特徴は

「数々の体験や経験を通した視覚、聴覚、触覚などの体感覚のイメージ情報は、本人にとってその情報を望む望まないに関係なく、意識の皮がはがれて無意識の実が露わになっている状態のときは、一つ一つの情報として、一定の形で、まるで乾燥したカラカラのスポンジが水を吸うように、そのイメージを瞬間的に受け入れて記憶する」

にあります。心理的症状、例えば先ほどのパニック障害のようなマイナスイメージの情報だけでなく、プラスのポジティブなイメージの情報も記憶する能力が皆さんお一人お一人の脳には必ずあります。無意識には本人にとって、その情報を望む望まないに関わらず、わけ隔てなく一定の形で受け入れます。普段の状況下でも、表面化さえすれば、プラスのイメージも記憶する能力が備わっているのです。

カウンセリングルーム木陰の風では、この皆さんお一人お一人に必ずあるこの無意識の最大の特徴、能力を応用し、臨床心理学に基づいた言語手法、催眠療法、その他のお一人お一人に合わせたオリジナル心理療法でまずは皆さんの無意識を表面化させていき、更にそこに心の悩み、問題、症状の改善策になるリソース(内的な資質)を基にした様々なプラスのイメージを新たに記憶、定着させていきながら早期改善を目指していきます。

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