It's really nice of you to come!!  gallery
* bud pictures
(this page)←old  new→2

東雲6


 東雲さん(・・・なぜ視線の先の相手を一緒にキャンバスに描かないのかね)。
 往年の髪型疑惑は解けぬままですが(リボンを解きたいというご意見にわたくし大賛成です)、気を取り直して下界の東雲さん。明日の夜は雰囲気の良い展望レストラン的なところで高級酒をダシに蕾を口説け大作戦。二人で夜景でも眺めていればいいんですよ!・・・絶対に雰囲気を気にしない蕾は酒だけ飲んで帰ってしまいそうです。

 東雲さんは恋の司と言っても、自分の恋する相手については、無理強いは絶対しない気がするのです(恋を教えた「春指南」では何かと切羽詰ってたんでしょうから別ということで)。嗚呼、実力はあるのにむやみに行使しない。まさに、能ある鷹は爪を隠す・・・・・・、場合じゃないんですよ東雲さん、相手が相手なんですから!

 今回の画、始めは白衣のつもりで描いていたのですが、シャツの色をうっかりダーク形にしたら、何故だか白いジャケットに見えてきました。仕方がなくなってこんな背景に。まあ、夜になっても田科研究所に詰める「研究室の東雲さん」でもかまわないのです。

2010年2月13日 
 このワインはね・・・

東雲3、4、5


 うら若き東雲さん。意気込みは、東皇使就任当初くらいで。これが相手によっては、甘い春霞のような微笑みとなったり、いけ好かないスカシタ奴、となったりするのでしょう・・・。せっかく想い人にこの笑顔で全力で微笑んでも、「春指南」に至るまで何にも伝わらなかったなんて・・・(計算外にもほどがある)。

 東雲さんは「私が東皇使のお役目を頂戴したのは、まだ何も知らない頃だったんだよ」と萌葱ちゃんに諭したことがあったと記憶していますが、それは、自分は「今でも幻の花に恋をし続けている」ということを知らない頃、ということでしょうか。複雑なり東雲さん・・・。


 ところで東雲さんについては、私は常日頃どーしても気になることがありました(もう議論されつくされたのかもしれませんが、嗚呼、嘆かわしいことに私は存じ上げないのです、よよよ)。
 で、気になることですが。


↑天界の東雲さん

↑下界の東雲さん(格好はこれから制服に着替えるということで天界バージョンでご勘弁)

 東雲さんは、天界では髪を結っていて、下界ではそうしていないじゃありませんか。この髪の美しいこと・・・じゃなくて。

 東雲さんは、下界のこの髪の長さで、どうやって天界バージョンの髪型に結い上げられるんでしょうか。足りない、気がするんですよね、長さが。どーしても。
 そもそも、天界バージョンで、後頭部にリボンらしき飾りをつけているようですが、それで髪を結んでいるのか・・・?でもそれ、髪を結んでるんじゃなくて、リボンだけが付いているような気がしてしょうがないのです。なんというか、ポニーテールならのそ「テール」的な髪がなくてはならないでしょう。でも、見たこと無いしなぁ・・・(アングル的に見えないだけなのか?)。天界バージョンのときは、結える程度に髪が伸びるのかな・・・?でも天界と下界で髪の長さが違うというのは、天界のほかのかたがたを見ていていらっしゃらない。・・・とすると東雲さんは、気合であのようにきれいに結いあげているとしか・・・でも足りない・・・せめてもうちょい長くないと・・・。
 二次元の絵を描いているときは、三次元的な情報って意識せざるを得ない。位置とか厚みとか、長さとかが足りているか、など。

 市東先生、そのあたりどう捉えてらしたのでしょう。私は先生の絵を尊敬していますので、なにか問題があるとかいいたいのではなく、それをどう解決してあのように魅力のある東雲さんをお描きになっていたのかが知りたい。

 うーん、うーん、永遠のなぞのひとつ、です。やはり複雑なり東雲さん・・・。


2010年2月7日 
 まだ何も知らない頃だったんだよ・・・

蕾6


 エピソードによると、東雲さんは若かりしころ・・・いや、今も若いが・・・あれ、でも天界の方たちって人間よりはるかに長い時を過ごすんですよね・・・てことは若くないのか・・・あれ?

 ともかく、幼少時代に蕾とお近づきになりたくてお手紙を出したんですよね。でも、あまりに気合を入れて書いてしまったのか、内容が小難しくて、蕾には読めなかったという。どんなことが書いてあったのかなー。 蕾のことが大切なのに会うと意地悪ばかりしてしまう複雑な  あ  の  東雲さんが。蕾に、「お友達になりたいんです」って、素直に、書いたわけですよ・・・(いや、むしろ「お友達から始めましょう」ってことか?)。詳細がすごくすごーく気になります。

 気になるといえば、その手紙は、その後どうなったのか・・・(即廃棄、は、あんまりですから選択肢からはずして)。もしかして、蕾の部屋のどこかにとっておいてあるとか、ないですか。ひょっとしたら。万が一にも。そして、それを今頃(東雲さんが円時山に修行に行っている時に)ちょっとひも解いてみて、やっぱりよくわからんな、とか言ってたりして。そんでもって東雲さんが居ない寂しさを、ちょっと感じてたりして。捨てないでとっておくあたり(妄想ですけど)、脈ありだと、思うんですよ。・・・でもきっと、取って置きはしても読みかえしはしなそう。

 ちなみに、蕾ばかり描いていますが、それは、あまりに東雲さんに思いを馳せすぎて、東雲さんが想う蕾を描いてしまうみたいです。最近気がつきました。これからは東雲さんを描かないと。と言いますか、二人を一緒に描かないと。でも、私が思いつくことといったら、嬉々として蕾をからかっている東雲さんとか、必然的にからかわれてる蕾とか、むしろ手足が出る蕾とか、そして蕾に殴られる東雲さんとか、色気の無いことこのうえないんですよ、ね。・・・精進せねば。
 本当、何かといろいろ相当重症です。

2010年1月31日 
 あいつの手紙は小難しくてよくわからん。

蕾5


  歳の封印が解けた蕾が活躍する話は、傀儡戦記のときと、風都〜最終話にかけてですが、いまだになんだかこの姿に慣れないのです、私。本来の姿だというのに。封印をされている姿が、当たり前すぎたせいでしょうか。描いたのもこれが初めてでございます。これに東雲さんが寄り添ったなら・・・東雲さんが喜びそ・・・あ、イエイエ。
 ・・・うう、慣れないなどと言ってないで精進せねば・・・。

 それはそうと、東雲さんはふだん、外見中学生の蕾と接している時、封印が解けた本来の蕾の姿を思い浮かべているのでしょうか。それとも、はじめてみた幻の花姿を思い浮かべているのでしょうか。どっちかなー。東雲さんは複雑だからなー(どっちみち理性を抑えるのに大変で・・・あ、なんでもない何でもない)。
2010年1月25日 
 歳の封印が解ける。宵闇に、わずかな明かりで一献傾ける相手は、静やかな森の風(←だから相手がいるなら同じ画面に描きなさいって)。

蕾4



 「傀儡戦記」後、コミック4巻、5巻と次々にBUD世界が広がって、このほど春指南Vに至ったわけですが、私は、その4巻5巻あたりで大はまりしたせいか、そのころの市東先生の画が好きで、そこを目指して描いております。あ、いえ、BUDは全部好きなのですが特に、と言いますか。 しかし、我が画はちっともBUD世界に近づかないです。でも描きます。そうすればいつか、BUD世界に近づける、かも?(いったい何世紀後になることやら・・・)。
 それはさておき、春指南Vで、蕾は東雲さんに、「近づきも、遠ざかりもしない」と言ったわけですが、それって、言外に「自分(蕾)は花だから」と言っている、のかな〜と、考えたことがありまして。
 花はそこに咲き佇み、密やかに愛でる人を待つ。それを手折るには、お前から近づかないといかんというのが分からんのかばか者、と(それは言いすぎか)。
 ま、もし仮にそうだとして、東雲さんは、蕾のそういう殊勝な気持ちには全然気がつかないのでしょうね東雲さんだものねむしろ蕾の頬をつねって「どの口が言うのかな緑修天司になる私に向かってそんなことを」とかなんとか強がって・・・。嗚呼、な、涙がでそう・・・。
2010年1月9日 
 夜が明けようとする空を見て思い出すのは、その名を持つかの人。だったらいいなー。

蕾3



 「傀儡戦記」がGOLDに掲載された時、私は初めてBUD世界を知りました。いきなり蕾が元の姿に戻ったのが印象的でした。「蕾はずいぶん繊細な髪の毛だなー。」とか、「この話、血だらけでコワイかも。」とか、「どうやったらこんなふうなトーンの使い方できるんだろう。」とか。ぜんぜん、東雲さんを考慮に入れておりませんでした(ひどい)。その証拠に、話の終盤には、有名なあの抱きしめシーンがあるわけですが、そのときは、本当に、東雲さんは蕾を心配していた「だけ」で、ただ安心して抱擁した「だけ」だと、思っていました。「べたべたするな」といわれても、単なる幼馴染としてからかってる「だけ」だと(←んなわけないよな・・・。われながら、当時は超浅薄な理解だった・・・)。
 後日(も後日、約10年後・・・)、春指南UやVで、東雲さんの気持ちを知った今、「傀儡戦記」を読み返すと、「ああ、東雲さんはこのころ、蕾が『自分のために命をかけた』トラウマを背負ったんだな」と解釈。そしてその深すぎるトラウマがねじれて「蕾は、かけがえのない誰よりも大切なひと」という認識になっちゃったのかと。遅まきながら自己BUD解釈を深めた今日この頃です。
2010年1月2日 
 傀儡戦記で、 初めて蕾の年の封印が解けたとき。苦しむ蕾(なぜこんなチョイスなんだ・・・)。

東雲2



 東雲さんらしいんだかそうでないんだか。普段の話ではぜったいこんな表情してませんでしたねー。今まではそれほどに鉄壁の守りが堅かったのか・・・。いざ決壊したら、あとは簡単にがたがたと崩れ去ってしまいそうです。・・・あ、だから8年でお戻りに・・・!

2010年1月2日 
  東雲さん。春指南3(至難と変換するとこだった)の、あーあーとうとう皆さんにばれた、のとき。東雲さんはぜったい頬をそめたらすてきなはずです(何の根拠が)。




東雲1
2009年12月25日 
  東雲さん。どうしたらあの瑞瑞しい感じが出るのかしら・・・・・・。視線の先にはいつも蕾がいます(と、言うくらいなら蕾も描かんかい)。



2009年12月20日 
  何よりも蕾らしいのは、その唇だと思うのです。厳しさの中に、あでやかな花。
ところで、東雲さんを描いてない・・・。


2009年12月13日 
 アナログ(紙)にはたくさん書き散らしているんですが、デジタル(PCのペイント系ソフト)でまともに描いたのはこれが初めてです。
(this page)←old  new→2