本棚から張出した板の上を周回する、Nゲージ鉄道模型レイアウトの紹介ページです。
工作2 〜DD50 1次型ジャンク〜 
 ジャンクでお安く車両増備・・・・・・orz

 先日、友人H氏がなにを血迷ってしまわれたのか「鉄道模型を始めてみようかな」などとおっしゃるので、一緒に横浜で鉄模屋さん巡りをして参りました。ぽちで見つけたジャンク扱いのマイクロエース社製DD50。
 2号機と3号機が、それぞれ別々にラップ(?)にくるまれ、片方は1,575円。もう片方は525円。安いじゃ〜ん。
なんかネジも1本見えてるけど、さて、この値段の差は・・・?

 夏に別の店で買った「A8903 標準色 米原機関区」(中古)は、1M車仕様だったので、「値段の差はモーターの有無でしょ」と勝手に納得し、即購入!
 ウキウキ気分で帰宅し、「さぁ〜て、試走、試走〜♪」と、ぐるぐる巻きのラップ、てかビニール袋をご開帳でありますっ!


ん? ん ぎゃあぁぁ〜〜!!
(↑宇宙からも聞こえる声)
 台車がポロッと取れました。orz

 525円だったほうの3号機が、台車内のダイキャスト製と思しき車軸受けというか台枠(?)が片方ありません。3mm角くらいの破片がその名残りでしょうか。
 その相棒となる左右反対側の台枠は、大ギヤの軸が折損して消失。大ギヤは車内に転がってました。
 あと、車体内のウェイト下についている、台車を支える爪も片方折れてます。
ウォームギアが見えるって事は、こっちにはモーターが載ってますね。


 おそらく、前のユーザーさんはこのDD50 3号機を踏むなどして、この台車部分にかなりの加重をかけてしまわれたのだなぁと、感慨しきり・・・。
 てか、当方だって棚の上から落とせば・・・((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
 

 いままでジャンク買い漁ってまいりましたwが、こんなひどいのは初めてでございます。お店の中の人は買取時に判っていたのに、ギヤも破片も車体内に突っ込んでラップでグルグル・・・っすか?
( ̄д ̄)エー??

 いやいや、違います!お店の名誉のために言えば、
「一本だけ見えていたネジこそが、お店の良心なんです。」w
                                そうですよね、ね、ね?

これがジャンクの醍醐味!と強がってみたものの・・・直るか、これ?

 1,575円の2号機のほうは、車輪がきれいだったのでとりあえず試走。
ライトはOK!でもビクッと首をもたげたあと・・・動かず・・・orz
 あぁこっちにもモーター有るっすね。2モーター仕様は再生産のA8906ですかね。
 ビクッと動いてから不動・・・てことはギヤの固着!台車含めてギヤ一個々々まで全部ばらしてアルコールで洗浄、タミヤグリス塗ったら快走〜。
 マイクロエース製品に使ってる、デフォルトのグリスってなんなんでしょう(謎。
 しばらく走らせないと、固着しちゃうとか染み出してきて車両を汚しちゃうとか・・・もうね(ry

そうなると、ますます3号機は直したい。
 この台枠はそんなに複雑な形ではなさそう・・・。
プラ板でなんとかなるんじゃない?
 2ちゃんで、もっと複雑な動力枠作ってうpしてた人も居たじゃん。



(台車の中がジャンク屋状態
  且つ、なんかあぶらっ臭い w)



ダメで元々のケチケチ精神で
 t1.2mmのプラ板に、健在なほうの台車から抜いてきた、ギア軸の無い枠をのっけてケガキます。車軸径がφ2.6のようなので、車軸受けはφ2.5の穴を開け、リューターで少々広げました。量産するわけじゃないし、全部実物あわせです。w


 ベースになる逆T字の板に、ボルスタ(?)になる部分を乗っけて作ります。t1.2の長方形を貼り、ドリルで受け部分を開けて、ヤスッて丸みをつけます。

 その上にt0.2の正方形を下辺に合わせて接着し、その上にt1.2のカマボコ型を貼って出来上がり。



 
 逆Tの両端に切り欠きを入れ、内側の端の下側を斜めにヤスって、プラ台車側枠と組み合わさるようにしました。

けっこうイケてるでしょ。





プラ台車側枠にはめてみると、強度不足から内側に少々たわむので、「突っ張り」で補強しました。本来はギヤが入る部分ですが、大ギヤの軸が折れてるので、1M仕様にします。
(軸さえあればなぁ〜。残念)

 所有する2次型で、走行性は確認済みであります!2Mは同調しないって、誰かが言ってたし〜
(負け惜しみ)

さて、残る問題は、ウエィト側の折れてる爪
 ピンバイスで穴あけします。
 折れ口が斜めっちゃってるので、ポンチがうまく決まりません。1本だめにしちゃいました〜(泣
 これがホントの「いかれポンチ」だって、中学の時、技術の中島センセが言ってたっけ。
ドリル径は0.4から始めて1.5まで3-4回に分けて徐々に大きく。
 浅い部分に穴開けしなきゃいけませんので、途中で穴が崩壊することも考えられたので、斜めに開けてみました。
 で、できた穴にテキトーな金属の棒(ゼムクリップ)突っ込んで・・・


瞬間接着剤で固定(だって、半田なんて効かないモン)して、適当な長さでカット。
 爪位置が少々上に奥まってしまいますが、車重は、かまぼこ型の部分で受けるので大丈夫(なハズ・・・)。
要するに、車体を持ち上げたときに、台車が落っこちなきゃ良い訳で。




完成〜
走りましたぁ!
(まぁM車は健在なんで当然・・・)
ストロボ強すぎ スンマセン
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  あぁーっ!!!!


プラの白いところ、黒く塗っておけば良かったじゃん!orz




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棚上レイアウト
Model Tarin Layout on Shelf

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レイアウト
棚上レイアウトの図面や、製作の様子など、数少ない貴重な写真(w とともに。

照明
LED へっぽこ素人工作です。参考にはならないでしょう。

トレインスコープ
RF SYSTEM LabのTC-9を使った自作首振りカメラカーの製作。

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