本棚から張出した板の上を周回する、Nゲージ鉄道模型レイアウトの紹介ページです。
照明 3 踏切
※今回の写真は特にピンボケでありますっ。(`Д´)ゞ!!

 本レイアウトの渡り線の隣には、脱線復旧用にKATOの踏切線路〔20-021〕が入れてあります。この道路部分の幅は約5cm。実物で7.5m。大型車がすれ違い出来ます。
こんなに太い道路なら、警報機や遮断機もないとヘンですなぁ。
 

 でもKATOから出てる警報機は、線路つきの「自動踏切」のみ。
Σ(゚Д゚;エーッ! 3線分買ったら3万円以上するじゃん!光ったり、動いたりするのは魅力的だけど・・・。
 なんかオーバースケールだし、ウチの棚上レイアウトなんかじゃ、しょっちゅう開いたり閉まったり、忙しいったらありゃしない。
(ってのは、いわゆる「酸っぱいブドウ」ですな w。てか、すでに買ってある、踏切線路が用無しになっちゃうよ。)

 でも、「光る踏切」はやっぱり魅力的。
動かないで「光るだけ」なら、自分で作れるかも・・・ 
 部品
 で、グリーンマックス、情景コレクション、カワイ、津川洋行といろいろある中で、GMと情景コレを買ってみました。GMのがカッコいいかなぁ。


発光はチップLED1608サイズの赤。

とーても、ちっさいっす。



 回路
 ネットで「不安定バイブレーター回路」で検索。回路図が、たくさんヒットしてきます。しかし、その電源のほとんどが3〜6V。出来れば12Vを利用したい。どうすりゃいいのか?チンプンカンプンです。
 町田にあるサトー電気(サトーパーツ)で買い物をした折に、ご主人に相談したところ「『3端子レギュレーター 7806』で6Vにしてごらん」とのこと。
 また、「うまく動作しない場合は、7806の直近にコンデンサをかますと良い。1μF以上もあれば大丈夫だろう」とのお言葉。
※3端子レギュレーターには通常、放熱板を付けますが、「今回はあまり熱を持たないから要らんでしょう」とのこと。

 早速、蛇の目基板にハンダ付けして、試しにLEDを繋いで見るとなかなか良い具合です。何十円かのパーツを集めてココまで出来れば大満足。
 点滅の速さは70KΩのところの抵抗値を、「小さくすると早くなり、大きくすると遅く」なります。
 当方ははじめ、各所に出ていた回路どおり100KΩで作ったのですが、なんとなく遅かったので50KΩにしたところ、奥さんからも「早すぎない?」と言われるくらい早くなり、合成抵抗で約70KΩにしてあります。
(100K+39K)÷2≒70K 合ってる?コレで合ってる?(゚∀゚;)ドキドキ

 工作
 まず、警報機の点滅灯裏側を支柱の太さまでヤスって平らにし、LEDを付け易くしました。
 次に表から穴あけします。針でセンターポンチし、0.3mmから始めて、3段階くらいに分けてドリルで徐々に大きくし、1.2mmの穴にしました。
いつ支えの腕が折れるかヒヤヒヤもんです。


 次に警報機、遮断竿、防護柵をトラ塗りします。竿には塗分け線がモールドしてあり簡単ですが、防護柵や遮断機本体には、モールドがありません。ですので、細筆で一気に黒線を引いてごまかします。もちろんフリーハンドです。黒はタミヤのエナメル塗料で、何回も失敗しながら・・・
画像も汚いけど、塗装も汚い?えぇ、えぇ、昔っから塗装は苦手でヘタなんだよぉ〜ヽ(`Д´)ノウワァァァン!!

  
 塗れたらLEDを裏側に瞬間接着剤で取り付け、LEDの裏と側面、ポリウレタン線も黒く塗ります。この線は、1本は支えの腕の裏に沿って接着できましたが、もう1本はうまく沿わせられず、支柱へショートカットするようになってしまいました。
でも(・ε・)キニシナイ!!
 支柱の裏側には計4本のポリウレタン線が這いますが、裏側だし、まぁいいかと。
※ベットリつけた瞬着のせいで、元々ボロい塗装が更に・・・黒塗りなおしましたよ・・・えぇ

 
 で、この棚上レイアウトの良いトコロなのですが・・・
 線路の「向こう側」の警報機の裏側(こちら側から見える面)はスッキリしてます。警報機を光らせる必要が無いからです。
向こう側の警報機を見られるヒトは居ないんだもん。
 ( ̄д ̄)エー?でもそれって「向こうから見ることが出来ない」って欠点じゃ・・・

 この論理で行けば、線路の向こう側に将来建てる建造物は、みんな背面が要らないってこと。KATOの看板建築のとっかえ用お面パーツを並べておくだけで商店街が出来そう。w
フフフ、こりゃケチケチでいけるなぁ〜(゚д゚)ウマー


 問題が・・・T
 あらためて見るとこの踏切、ものすごい斜面になっています。手持ちのトラックを置いたら、すごいことに・・・。そんなわけで、脇に遮断機をおくと、遮断竿が路面にスレスレになっちゃいます。遮断機の下に台をかまさないとすんごく不自然。
 でも斜面がヘンに台形なので、ただの台じゃ隙間が出来ちゃう・・・。ウレタンやゴム板などいろいろ試した結果、木ぎれで直方体の台をつくり、踏切斜面の左右の裾をカットし、そこへ接着しました。

 問題が・・・U
 ここで更に問題ハヶ━m9( ゚д゚)っ━ン!!
 GMさんよ、この製品は狭い踏切専用ですか?そうですか。
 この土台のプラパーツは右側につけるには遮断機、警報機、保護柵とも逆になりまする。しょうがないので切り継ぎ、穴あけ、穴埋めで対応。
 いよいよ遮断竿をつけるのですが・・・何?コレも左側専用ですか?
右側につけるには、遮断機本体の取り付け穴と竿のポッチがありませんがな。


 完成
いいやもう。瞬間接着剤でイモ付け。配線は踏切の下を通して、基板は近所の酒屋さんの店内に置かせてもらいまひょ。

 で、完成したのが「ホントの『開かずの踏切』」です。
 こんなちっぽけな明かりですが、チカチカ光ることで、稚拙な我が「棚上レイアウト」が活きいきしてくるから不思議です。「レイアウトの照明」は魔物ともいえましょう。なーんて。


踏切も映った動画作りまつ〜。できました〜!(;゚∀゚)=3ハァハァ
ご笑覧くださいマセ〜。 ニコニコ動画 と Youtube にうpしてマス。
次は、自作4灯式信号機でありますっ(`Д´)ゞ



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棚上レイアウト
Model Train Layout on Shelf

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レイアウト
棚上レイアウトの図面や、製作の様子など、数少ない貴重な写真(w とともに。

照明
LED へっぽこ素人工作です。参考にはならないでしょう。

トレインスコープ
RF SYSTEM LabのTC-9を使った自作首振りカメラカーの製作。

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