本棚から張出した板の上を周回する、Nゲージ鉄道模型レイアウトの紹介ページです。
照明 4 コキフ10000 テール&室内点灯
♪ ヘェ〜ッドラィー テ〜ルラァ〜ィ ♪
 えー、都合により照明3での予告と内容を変えてお送りするでありますっ。
    どうしてかは聞かないで欲しいでありますっ   (`Д´)ゞ

 定価550円。格安コンテナ緩急車、KATOのコキフ10000に室内灯とテールライトを格安(ケチケチ集電)でつけるっす。


 導入
 トレインスコープTC-9搭載の、台車連動首振りカメラカー製作のため、コキフ10000を購入したものの使用しなかったのはトレインスコープ1でお話ししたとおり。
 実車は、ブレーキ系統が特殊なため一般の貨車と混結するなら6両までって制限があったそうな。(Wikiペディア
 そんな特殊な野郎を1両だけ持っていてもなんか使いにくい・・・なんて思いながら秋葉原を巡っていると、某中古店で新品コキ10000が1両350円。思わずそこにあった8両全部買ってしまいました。
 その後も某店で同じような価格で8両+ワキ10000まで購入。あぁ、なんか本末転倒的に増えていくコキ10000。もうこうなったらうちの鉄道もフレイトライナー導入しちゃいますぜ!
 いーんです。わたしゃカマボコみたいに繋がってるコンテナが好きなんですっ。


 子どもの頃飽くことなく読みかえした「新しい日本の鉄道(保育社 カラーブックス)久保田 博 著」に載っていたフレイトライナーの写真。
 隙間無くコンテナを積んだ何両ものコキ10000を牽くEF66の様子が思い出されます。
 記憶の中でも、コンテナの隙間(空席?)って今と違ってあんまり・・・ってか、ほとんど無かった気がします。
 
 だからカマボコみたいな繋がったコンテナで全然おkっ

 たくさん揃って(゚д゚)ウマー


 揃ってみるとやっぱ、車掌車に明かりが欲すぃ
 550円のこいつの台車には、集電金具は付きませぬ。床板にも穴は無し。だいいち、KATOの集電板の手持ちは無いよ・・・てか、軸受けの穴だって集電用のとは大きさが違うじゃん。
 ・・・ってことで、「ケチケチ」をモットーに集電部分からケチケチ自作しました。部品代、LED含めても200円かかって無いっす。
ケチケチ集電ですw
 ※タイトルを「ケチケチレイアウト」って変えたほうがいいかもw

 ケチケチ集電
 前述のとおり既成の集電板は使えません。また、台車をあちこち削って取り付けても、この製品の車輪は片絶縁ですから車輪ごと交換しなきゃいけません。 そこまでお金掛けるのは、ケチな私の信条に反します!w。 
 ンなにお金掛けんなら、最初っから高い製品買えば良い訳で・・・。
 そこで、片絶縁車輪を生かす方法を思いつきました。アーノルドカプラーのポケットに入っていた「カプラーばね(カプラ−スプリング)」を6個使います。

1. 絶縁側の車輪を引っこ抜きまする。軽くペンチでくわえて引っ張ればおk。戻すときは素手でも戻せまっせ。

2. カプラーばねの端同士を、こんなカタチ→ ( ̄ ̄)のスズめっき線で、「台車の軸距だけ離し」て半田付け。

 ※台車をバラす前に現物あわせで軸距分のパーツ→ ( ̄ ̄) を作っておくと楽ですよ、きっと。(早く気がつきゃよかった・・・トホホ)

3. その中間点にポリウレタン線を半田付け。
 ※線の素材は、細くて半田付けできる物ならなんでも良いと思います。

4. 非絶縁側にばねが来るような向きでバネに車軸を通し、台車に装着!
 ※ばね部に集電向上剤LOCO塗ってみました。

4. センターピンの割れた部分を通して床上へ。

 これで、1台車1極ではありますが集電が出来そうです。車掌室のあるエンドで+、逆のエンドで−を集電するようにしました。
 昔のGMキットって、H型の集電板をセンターピン代わりの金属ボルトで台車の裏に付けて、1台車1極で集電してましたよね。床板にナットのはまる六角形のモールドがあった希ガス。


 回路
 この模型は実写と違い、車掌室と逆のエンドにデッキ(?)表現が無く、テールライトも付けられません。だから車掌室が後ろになったときだけ点灯すればおk。後退時、LEDに無理な逆電圧が掛からないようダイオードを入れます。
 抵抗値は、テールの赤色チップLEDには400Ω、室内灯の3φ白色LEDには300Ωになるようにしました。
 ※ 合ってる?コレで合ってる?(゚∀゚;)ドキドキドキドキ

 工作
 台車は首を振りますので、立ち上がってきた線にひねりが生じます。その「逃げ」のために、またもや「カプラーばね君」の登場です。
 
 床上に上がった線を2回ほどコイル状に巻き、そこを垂直のバネの下端部に半田付けしました。上端にコンデンサや抵抗をつけ、ウエイトの錘を介して車掌室内へ導きます。
車掌室内も同様にバネで導電し、上記の回路にしてあります。


 
製品のテールライト表現の中心にセンターポンチし、φ1mmの穴を開けます。
 その真裏に赤のチップLEDをボンドで固定。配線はデッキ下を潜って車掌室に入ります
んでLED・配線ともに塗装します。

 固まったら、表からφ1mmの光ファイバーを2mmに切ったものを差込んで接着。

 ※実はこのとき、車掌室内の配線をしていたら、コテがデッキの端っこに触れてしまって上縁をとかしちゃいました〜っ。 馬鹿ばか〜っ! 俺ェ〜っ! ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!


完成
 でもまぁ部品代はカプラー用スプリング6個で数十円(カプラー交換をしてバネをとってあればタダ)と、LEDやらの電子部品100円程度で既存の台車から集電できたのでOKとします。

 8個の車輪から集電するよりは効率悪いのですが、ちらつきも少なくイイ感じであります。

 ソレより何より、いちおうアルミテープで遮光したのに、室内とデッキの境目へんの屋根が派手に光りやがります。w
 屋根と一体になった透明プラのガラス表現が、ここの下を横切っており、導光して光っちゃってる。ここは天井に遮光のテープが貼れません。
 トホホ・・・。屋根を黒→銀って塗り重ねればいいかなぁ・・・

 走行抵抗
 Tomixの旧集電方法に比べたらほとんど抵抗無いに等しい感じ。19両編成の我が家のフレイトライナーの後尾にこいつをつけ、非力と言われている(?)KATOのフライホイール付きEF66で、スリップも無くちゃんと牽引できましたから「合格じゃん!ケチケチ集電」。



 信号機、本体はとっくに出来上がっててるんですが、ウチの棚上レイアウトの性格上(?)設置がめんどくさくて、まだ付けてないのれす。(恥



    <<Top へ      < 前へ       次へ >

棚上レイアウト
Model Train Layout on Shelf

  Top>照明1>照明2〜〜照明4

レイアウト
棚上レイアウトの図面や、製作の様子など、数少ない貴重な写真(w とともに。

照明
LED へっぽこ素人工作です。参考にはならないでしょう。

トレインスコープ
RF SYSTEM LabのTC-9を使った自作首振りカメラカーの製作。

QLOOKアクセス解析