平成14年度猟期


このページの最終更新日は2009/11/03です。

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このページでは平成14年度猟期に於ける狩猟を通じてドイツポインターの活躍をご紹介します。

猟期は平成14年11月15日より平成15年2月15日までです。


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やっと目が明きました。 

平成14年11月12日

 今年の春は、キジの鳴かない「沈黙の春」でした。農家のおじさんは、今年はキジもコジュケイも一声も聞かなかった言っていたほどで、不思議な年でした。 だからもしかしたら何かが起きるのではないかと心配しました。

 さて、今年は平成14年11月12日からから話を始めなくてはいけない。夜9時頃いつものベルの散歩に行く。 農道を歩いて行くと遠くから何か鳥の様な鳴き声がして、近づくとイチョウの木で何か鳴いてる様である。ベルのほうは興奮して引き綱を引っ張ってもうしょうがない状態である。(夜は引き綱を付けての散歩)全く明かりの無い中ベルがポイントした相手はイチョウの根元から顔を出して鳴く子猫であった。良く見ると子猫の小さな死骸が一つ外に有り、やっと状況が飲み込めた。

 つまり、この日このイチョウの木の生えてる畑の持ち主の家か納屋で猫が何匹生まれて、処分に困った末、このイチョウの木の下に生き埋めにし、夜中に一匹が這い出して来て穴から顔を出して鳴いていた所、もう一匹に下から追い出されそいつは寒さのために死んでしまい、追い出した方は運良く私に拾われたと言う事のである。

 それからが大変であった。この目の見えない臍の緒の付いた腹ぺこのこの猫をどうしたら良いか本当に困ってしまった。犬の散歩は途中で切り上げ家に帰ったが、あげる物も無いし、この時間ではペットショップも開いていないので仕方なく牛乳を人肌に温めてスポイトで与える事にした。(犬や猫の場合牛乳を与えると下痢をするので与えない事)しかも2時間置きに泣き出すから夜も寝ていられないし、この日は抱いて寝たので翌日は寝不足である。

 13日、会社に行くがその間、妻が色々調べて猫用ミルクと哺乳瓶、ホッカイロを買い込んで来てくれた。

 初めの夜は抱いている猫が小便とかしないか心配だったが、小便のさせ方も調べてくれて助かった。昼間は妻、夜は私でこの猫の面倒を見る事になった。

 そして妻が「小雪」と名前を付けた。


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睡眠中


 おなかが一杯になると後は寝るだけですが、夜中2時間毎に起こされての哺乳はかなり大変でした。今日からはダンール箱の下にホッカイロを入れ、上にタオルをひいて寝たらその上から又タオルを掛けてやる。そしておなかがすくと鳴き出すのでミルクとホッカイロの温度調整をして後はオチンチンの辺りを(メスなので本当は違うけど)ティシュでこすってやって排尿を促してやってまたお休みとなる。こんな事を14日の夜もやっていよいよ15日を迎えた訳だが完全な寝不足で有った。 

※この子猫は2ヶ月間我が家で過ごし、市の里親制度を通じて貰われて行きました。


平成14年11月15日

 いつもの所に6時30分に着く。助手席の小猫にミルクをあげ、ホッカイロをセットしなおしていよいよ狩猟解禁を向かえる。何時ものように坂道を登り、畑に出た所で犬を放す。

 しばらくベルが行方不明となる。ベルも久し振りの狩で嬉しいのだろう。このままポイントを攻めるのを止め、少し犬を走らせて落ち着いた所で攻める事にして左側から回る事にする。

 平日のせいで誰も居ない解禁日である。途中のデントコーンの畑でベルがコジュケイの群れを出す。近くの茂みに入ったのを確認して先を急ぐ。時計で表すと4時の位置から時計回りに回って6時の位置でコジュケイを出し、12時の位置に来た所で銃声を聞く4発。

 ここまで40分掛けてベルを慣らして来たのに本命の2時の位置からの銃声であった。 残念。 現場に急ぐと男女2人で2発ずつ撃ったが外したそうである。とりあえず一安心。

 10年振りに横浜から来たとの事で有る。 12時の位置に戻りそこから尾根伝いに20分掛け別な畑に移動する。すると先ほどの畑から銃声が2発聞こえて来た。この畑では出会いが無いのであきらめ、今朝の畑に戻る。ベルがコジュケイを追い込んだ藪に行くとすぐにポイントに入ったが、飛ぶ方向が悪くあきらめる。 2時間が過ぎ小猫が心配なので車に戻り、ミルクを与え近くの沢でベルに水浴びをさせて本日は終了とする。


平成14年11月16日

 きのうの疲れから起きれず朝8時道志川近くのポイントに入る。

 ここは車を降りて5分も有れば結果の出る所なのに今日は空振り。仕切り直しできのう行った畑に入る。畑に登る途中の杉林の中からオスキジが飛び出す。何の準備もしていないのでそのまま見送る。

 その後、ベルがポイントしてメスキジを出してしまう。次の畑ではコジュケイの群れを押さえ込んでくれて、うまく出したものの鉄砲の安全をうまく外せず見送る羽目になった。久し振りで慌ててしまった。

 犬が鳥が出すと同時に射獲可能か判断して上銃身か下銃身で撃つか選択するのだが、猟期の初めは兎角慌ててこの安全子を外すのを忘れて撃てない事が有ります。 この日も寝不足と疲れで車に戻り小猫の世話をして帰宅。 段々なれてきて3時間くらいは一人で留守番が出来るようになって来た。


平成14年11月17日

 今日は日曜日で大勢押し掛けているだろうし、ベルを休ませなくてはいけないので用事を済ませて午後、空気銃を持って出掛ける。

 未だ木々も青々として猟にはならず、色々下見をして妻の実家の山に行くと今まで全然気が付かなかったが、柿木が一本有ってそこにヒヨドリが来ていたので一羽だけ落とす。外にも針桐が有り、ヒヨドリが来ていたが、今まで気が付かなかったのが不思議な位で有る。この山のどこにどんな木が生えているか知っているはずなのに。大体この時期にこの山に来る事自体無かったから仕方無いのである。

 元々ここは待鳩猟を行う人が必ず来る所で、コジュケイも居るのでかなり人気が有ったが、去年周りが開発されてからはハンターを見る事も無くなってしまい寂しい限りで有る。 また、近くの霊園が段々周りの山を買いすぐそこまで開発が押し寄せて来ている。


平成14年11月18日

 月曜日、ベルも元気なので色々回ったが、道志川沿いのいつもキジの出るポイントでベルが猫を木に上げて盛んに鳴きだした。人家も無いし、キジの居る所から出て来た悪い猫なのでノネコとして成仏してもらってもいいのだが、猫だけは殺す気になれないので何時ものようにリードを着けて車に戻る。

 その後も同じ様な事が有った。昔のキジの養殖場跡でベルがポイントし、しっぽを動かして不十分だったが、合図を送ると突っ込む。何も出ずに別な所で又ポイントに入った。「ヨシ」で出てきたのが何とキツネだった。これではキジが居ない訳である。 その後、何度もコジュケイを出してくれたが、ことごとく失中する。

 キツネの猟期は12月1日より1月31日までです。


平成14年11月24日

 久し振りに猟に出掛ける。外は小雨で前なら鴨猟に行く所だが、キジを探しに行く。

 途中ベルを十分走らせて解禁日に行った山の上の畑に向う。何時もは途中の山道を走らせているけど、今日は十分走っているので後付けのまま登る。猟場に出る所で放してやると何時もはキジの居る正面方向に行くのに左側の方に行ってしまう。こんな日は必ず餌採りに出ているのでベルを無視して前に進む。すると20mも歩かない内に左方向からキジが鳴きながら10m手前を横切って右側の杉林に向って飛んできた。すかさず安全を外して正面でで初矢を掛ける。勢いが付いていたので下降線を描きながらも杉の根元の藪目掛けて飛ぶので二の矢を掛ける。今年のキジ猟はあっけない幕切れで有った。このキジは16日に出会ったキジで、今年生まれたやつであった。


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 興奮してあらぬ方向に走って行ったと思ったベルだが、流石キジを正面に飛ばしてくれるなど大した者である。やはり犬は血が仕事を決める様で有る。

 その後、別な猟場の良くキジの出る所でもベルが猫を木上げするし、道志川沿いの穴場は残土置き場に変わってしまうしで、段々住み難い日本になって来た。なにわともあれ、この年の猟期はこの子猫の世話で明け暮れてしまいました。


小雪ミルク.jpg (7009 バイト)小雪寝姿.gif (43414 バイト)

ミルクを飲んでいます                         2ヶ月目の小雪


 小雪ちゃんは1月12日、市の里親制度でもらわれて行きました。

※追加写真

里親.gif (48392 バイト)

 

 平成16年8月15日の里親会場の写真です。この日は我が家の玄関前に捨てられていたアメリカンショートヘアーを里子に出しました。詳しくは又の機会に書きたいと思います。

 

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