このページの最終更新日は2009/11/03です。
このページでは平成16年度猟期に於ける狩猟を通じてドイツポインターの活躍をご紹介します。
猟期は平成16年11月15日より平成17年2月15日までです。
平成15年度猟期にはフェンス設置予定地の草刈が終っていたが、16年度猟期に訪れるとにイノシシとサルよけのため全長3、4キロ位のフェンスが猟場を囲っていた。話には聞いていたが、初めて見た時にはこの猟場もこれで終りと認識せざるを得なかった。毎年ここではキジを1羽だけ取らしてもらっていたが、近年この辺に生息していなかったイノシシ、サルの出現で農家も対策を迫られたのである。いたし方無い事であるが、ここは安心して撃てる場所で、一番好きな猟場だったので残念で仕方ない。狩猟をする場合柵で囲まれた中に入る場合は 土地所有者の承諾が必要だからこのフェンスの周りを回るしかないことになる。許可をもらえば良いけれど、前々から分かっていてもはやこれ以上銃猟(散弾銃)を続ける意味が無くなり、今年限り(平成16年度猟期)で止めるつもりで鷹に切り替えていたのであきらめが付いた。この日(平成1 7年2月13日)を最後と思いベルを放す。
この畑に上る途中でベルが山鳥2羽を出す。何の準備もしていなかったのでそのまま見送る。そしてこの山の上の畑に出た時、2人づれのハンターが200m位先を行くのが見えたが、犬がドイツポインターではなかったのでひとまず安心する。
間を空けて付いて行くと、一番初め鉄砲を始めた年の解禁日、犬が蹴り出したキジに慌てて安全を外せず見送った場所に来た。この時ベルがポイントに入るが、すぐにメスキジが早立ちする。そして又すぐポイントに入るのでベルに「もう出たよ」と話し掛けても硬いポイントをしているのでヨシと声を掛けるとオスキジが飛び出す。しかし、今年は全然撃っていないので2発とも外す。
腕が悪くベルには何度も悪い事をしたが、これを最後に散弾銃は止める事にする。しかし、10分前にハンターが2人通っているのにキジが出なかったのだから本当にドイツポインターの猟欲は大した物である。
平成17年2月13日撮影
これからは鷹狩で活躍するベルの姿をお伝え出来ればと思います。尚、平成17年度猟期は散弾銃での狩猟は中止し、鷹狩と空気銃のみとする予定です。
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