再作成日は2005年11月22日
このページの最終更新日は2015年11月24日です。
平成13年度猟期
今年は例年に無くヒヨドリが一年中家の周りでけたたましく鳴き叫んでいます。デジカメと双眼鏡を使って写真を撮る方法が雑誌に載っていたので試したら結構うまく撮れました。倍率の低いズームレンズでもこれからは十分望遠撮影が出来そうです。猟期になったらスコープを通して獲物の写真を撮ってみたいと思っています。上がその写真ですが、撮り方によっては周りをぼやかす事も出来ます。ただ今回はバッテリー切れ寸前だったので1枚だけでしたが、実際はもっと綺麗に撮影できます。データ:レンズニコンプロミナー20倍、距離12メートル。
ここまでは平成13年10月15日です。
平成14年2月2日
猟期に入って始めの内は時々暇を見てヒヨドリ撃ちに行っていたが、例年になくキジが多いのと獲れないのとで、かなり真剣にキジを追っていたので空気銃のほうがおろそかになってしまった。そのうち当たるようになって心に余裕が出来、二月になって初めて終日空気銃を手に二回出掛けることが出来た。場所は家から30分位の所にある普通の畑である。道路を挟んで反対側は散弾銃を持ったハンターが良く来る所で、こちら側は散弾銃では違法になりかねない場所なので入る人がいない。ここから1キロ離れた所には巨大な養鶏場が有り、この辺はカラスが常にいる所で何とか憎たらしいカラスを撃ち落してやろうと思うのだが当たったためしが無い。また、この畑は面積が30坪位の小さな畑で周りが背の低い雑木で覆われている為、良くキジバトが止まっている。木の下は雑草が茂ったままになっていてここで餌を啄ばんでは木の上で休んでいる様である。車で横を通るたびキジバトが居るので気に掛かっていた所である。またこの畑はおじいさんが一人で耕していてこの時期は週に1回見回りに来るそうである。
畑に入ると早速キジバトが四羽飛び出していった。狙いを付けた木の畑を挟んで反対側の木の下に座り込む。ブラインドを張りキジバトを待つ、しばらくして案の定キジバトが戻ってきた一羽は狙いをつけた正面の木、もう一羽は後の木に止まった羽音がした。距離20メートル鎖骨のVの字の一番下に狙いをつけ引き金を引く。鈍い音がしてそのまま下に落ちる。後ろにいた鳥が驚いて飛び出し正面の木に止まる。先ほど落としたキジバトとペアだったそうでしきりに下を気にしている。これも同じ所に狙いをつけ引き金を引く。之も素直に落ちる。あとで見たら二羽とも首を射抜いていた。
その後、キジバトは四羽来たがどれも右側の木に止まり射程10から15メートルあまりなのだが、木の小枝が茂っていてどうしても邪魔で、いちかばちか引き金を引いたがやはり枝に邪魔されて逃げられてしまった。そのうちカラスが移動を始め上を飛び始めたがすぐに気づき方向を変えてしまっう。そこでブラインドを頭から被り待っていると今度はたくさんやって来て一羽が35メートル手前の木に止まってくれたしかし、この木との間にある小枝が又も邪魔して外してしまった。
平成14年2月10日
今日は犬が休みの日なので又も前回と同じ畑に入る。どこを見回してもここほどキジバトの来る所が無いからである。車を止め畑の横の木立の中に入ろうとすると6羽のキジバトとが飛び出す。しばらくすればこの6羽のキジバトが又戻ってくるのは間違いないはずである。
それはど待たないうちに1羽のキジバトが目測40メートル木に止まる。しばらく待てば必ず手前20メートルの木に移る筈だが、その時他のキジバトが来ていれば追い払い事になるのでこれを狙う事にした。40メートルでゼロインに設定してあるからそのまま鎖骨のVの字の窪みに合わせて引き金を引く。途中に気になる枝があるが仕方無い。鈍い音がして当たった筈だがこちらに向って飛んできて目の前20メートルの木に止まる慌てて弾を込めていると気ずかれ、飛ばれて後方右側の木に止まったような音がした。その時他にも何羽かの羽音を聞いたので後ろの木に何羽か来ている様である。ここからでは木の陰で全く見えないので放って置く事にした。
それから2羽が飛んできて正面の木に仲良く止まる左側の1羽に狙いをつけて落とす。距離20メートル。その後は右25メートルの木に止まった1羽を落とし、その後鳥が来なくなったのであきらめ立上がると3羽のキジバトが後から飛び立って行った。そこに一番初めに撃った鳥が落ちていて、弾痕を確かめると右へ2センチずれていた上下方向のずれはなくこの銃の精度の高さを再確認した。この2センチのずれで即死しなかったようである。他の2羽は首を撃ち抜かれていた。
私の場合キジバトの狙点は40メートル以内なら鎖骨のVの字の下側に決めている。ここならば必ず弾は上方向に着弾するから首の骨を折ることが出来る。10メートルより近い場合は当然その上を狙うが、40メートルを超えるとその距離に応じて頭とかに狙点を合わせ首を狙う事にしている。ハトの頭はちょつと別な使い道があるので傷つけないようにして必ず首ずるに弾が入るようにしている。
最近狩猟雑誌で二硫化モリブデンの効果が報告されているので、来猟期はこの効果を試してみたいと思っている。
平成19年度猟期
平成20年1月19日
長い間データの復元及び更新をしていませんでしたが、これからは少しづつ更新して行きたいと思います。
今年(20年)になって2度目の空気銃での出猟です。今日から帽子をオレンジ色から迷彩柄(リアルツリー)にしてベージュ色の普段着を着て木の根元に腰を下ろして木化けしてじっと待つことしばし。最初ここに来た時に飛び出して行ったキジバトが5分ほどして戻って来たが、木の枝が邪魔をして撃てない。(午後、木の上で休んでいるキジバトは人に驚いて飛んでいってもまたすぐに戻って来ます。)しばらくすると何を血迷ったかカラスが頭の上に来て鳴き始めた。ここでつい体が反応して少し体を動かしてしまった。何かに気付いたカラスは25m先の木に止まる。しかもこちらに背を向けている。狙いは首筋。完全にこちらに背を向け、背筋のラインとスコープの縦の線が一致した所で引き金を引く。これだとどんなに下手な私でも1発で即死させる事が出来る。狙い通り頭と首の付け根を貫通させ、カラスはそのまま下へ落ちる。他のカラスも一羽がしばらく旋回しただけですぐに居なくなり、すぐに静かになった。前に目玉を狙って撃った所、しばらく絶命までバタバタしていてカラスの大群に旋回されて閉口した事が有ったが、カラスの場合は脳みそでは無く、首筋を狙って一発で落すようにしてい ます。この日は他にムクドリとヒヨドリを獲ったが、キジバトには縁が無かった。
今回は帽子を変えたのが良かったみたいです。やはりオレンジ色は目立つのでしょうか。
平成20年2月11日
午後いつも待鳩猟をする所に行く。今回はヒヨドリを目的にキジバトが来る木の下に座り込む。いつも鳩を待っていると頭の上の木にヒヨドリがよく来るからです。2時間ほどでヒヨドリ5羽とムクドリ2羽を獲る。みかん畑でやる人は1日に40羽も獲ると聴きますが、この辺では畑の野菜を餌にしているので、次から次とヒヨドリが飛んで来るような事は有りません。途中キジバトが3羽飛んで来てすぐ近くに止まったが、近すぎて向いただけで飛んで行ってしまった。キジバトも随分数が少なくなって来ました。
平成20年2月15日
本日最終日。午前中車で往復2時間掛けて山の畑にベルと行ったが、風が強いせいか全く鳥がいない。それであきらめて空気銃に全てを掛けて自宅近くの空気銃猟場に行く。時間は午後2時、ここは散弾銃を撃ったら絶対に違反(弾が道路上を通過してしまう)に成るような区画整理された畑が続いているのに何故か散弾銃を持ったハンターが良く来る。さらに今日は車道で裸の銃をそのまま(違反)肩に掛けて歩く二人連れのハンターを見てしまった。 こんな人はごく少数ですが、残念な事です。格好と犬からしてウサギ狩りの帰りの様でした。
その後車で流していると早速木の上で休むキジバトを1羽見つけて物陰から接近するが飛ばれて50m先の木に止まる。再度接近を繰り返し、15mまで接近したが、キジバトの手前に枝が有り10円玉1個分の隙間をうまく通過させないと当らない難しい場所に止まっている。さらに手前にはヒヨドリが止まっていてヒヨドリの手前には枝が無いので、こちらなら問題無く撃てる状況でどちらを獲ったら良いか迷ったが、キジバトを選び、弾は手前の枝に当る。ヒヨドリが飛び、それにつられて遅れてキジバトも飛んで行く。その後しばらくしてヒヨドリ1羽を獲る。
待鳩猟をしようといつもの場所に行くとキジバトが2羽飛び出して行く。その後、もう1羽が飛び出して上の枝に止まる。距離35m飛ばさない様にゆっくり弾を込め引き金を引く。一瞬飛んで下に落ち、回収しようと半分ほど行った所で成鳥のオオタカのメスが飛んで来て掴み、目が合った所で持ち逃げされてしまった。オオタカが出たせいかその後いつまでも待っても、キジバトは帰って来ないし、ヒヨドリを一羽獲っただけで寒くなってきたので、今猟期はこれで完全に終了す事にる。
平成27年度猟期
実猟に関しては、ドイツポインターのブログに移動しました。
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