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開発事例5
★16-1 阪大蛋白研/DNP700プローブ改修工事
(2015年09月納品)
本プローブは極低温(50K以下)でMAS/DNPを行うプローブである。使用により、LF,HFとも放電が生じたため修理・改修した。
HFの放電はサンプルコイルの交換で治まった。LFの放電に関しては、使用しているボルトロニクス社の可変コンデンサ(バリコン)に問題があることを突き止めた。
現行品でロットの新しいものは回転抵抗が大きく、低温での使用に問題があった。製造元にトルク管理されたものを特注することにより解決した。
現行ロット品はRF耐圧が低下しており、He環境下ではバリコン内部で放電しやすいことが判明した。LF回路の工夫(チップコンデンサによる電圧分割)により対応した。
★16-2 理研横浜/ECA900用プローブ改修工事
(2015年12月納品)
3.2mm単核プローブ・・・・・・・LF回路の放電。これに関しては、回路方式に改良を加えた。その上で、ボルトロニクス社のバリコンにも改良を加えRF耐圧を向上させた。
2.5mm3核プローブ・・・・・・・HF回路の放電。本プローブは高周波での耐圧を上げるために、平行共振器回路を使用しているが、HF回路に使用しているボルトロニクス社のバリコンで放電が起こった。最終的にはこのバリコンに耐圧向上処理(内部の改造)を行い対応した。
以上いずれのケースでも、市販バリコンのRFにおける耐放電性が不足しており、何らかの対策が必要であった。
★16-3 金沢大/ECA300WB
(2015年11月納品)
ゴニオ付電場印加プローブ
観測核は2H単核である。
サンプルは2枚の薄いガラス板(サンドイッチセル)に挟んで10Φのコイル中入れる。ガラス板には導電性のITOコーテイングが施されており、この板の間に電場を印加して、サンプル(液晶)の2Hスタテイックスペクトルの電場依存性を測定することが出来る。
さらにこのプローブは、外部から磁場に対するサンプルの角度を変えることが出来る。サンプル温度は、上部よりN2ガスを送って可変できるCMX方式である。
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