プロフィール・自己紹介
 
 中南米関係の仕事で駐在していた時分、能力、人格面で信頼していた現地の方から、商売の世界でも、ここの歴史を知らないとうまく行きっこない、と強調されたことがあります。ごもっとも、と思いつつも、現地の本屋、或いは日本で歴史書を求めたり、現地の図書館に行ったりすることは現実には難しく、今のようにネットで覗くこともできず、何時しか任期は終っていました。
 このホームページは、歴史家でもない私が退職後に得た知識をもとに、中南米、具体的には旧スペイン、ポルトガルの植民地(イベロアメリカ)十九ヵ国の歴史を綴ることから始めました。テーマ別に絞った方が読者には入り易い、と考えるようになり、一見纏まりが崩れた格好になりましたが、横櫛(リンク)を入れることで対応しました。また、今日の動きを念頭に置きつつ歴史を振り返ることに務めました。今日の動きについては逆に歴史を念頭に置いた形で、ブログで紹介します。ご参考になれば幸いです。
 なお、表現として、「中南米」ではなく「ラテンアメリカ」(短縮して「ラ米」)を多用しています。
 


name
坂本 興文
career
大学ではスペイン語専攻。学生時代の1968年から70年にかけ、ロサンゼルス、マドリード、ストックホルムなどで2年間近くを過ごす。この間、日欧各地で大学紛争が起きたが、北欧は平穏。フランコ体制下のスペインでは、禁書のゲバラ日記が学生間で回し読みされ、時々大学内捜査も行われたが、同国も概ね平穏

1972-2003総合商社の日商岩井(現双日)勤務。非鉄金属及びタイヤの営業と企画業務(米州担当)に携わる。

海外駐在はキューバのハバナ(3度。1976年の駐在員事務所設立及び93年の現地社員事務所化に関わる)、及び米国のカリフォルニア(営業子会社への出向)とニューヨーク(米国会社経営企画を担当)で、計12年。また在職中、出張での訪問国は営業関係では中国、インドネシア、トルコ、米国、欧州(スペイン含む)、及び主として企画担当としてラテンアメリカ(メキシコ、グァテマラ、パナマ、キューバ、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ及びブラジル)。

退職後はラテンアメリカのウォッチャーを自認。スペイン・ラテンアメリカに関心の高い人たちの会合に参加。3年前までは、毎回2、3週間ほどでアルゼンチン、ペルー、スペインを旅行。その都度ニューヨークに立ち寄り、ラ米関係蔵書が多いCivic Library通いをしていた。

      2005年10月、マチュピチュにて







 
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