創作のページ・童話


このページは、皐月 菖蒲のオリジナル創作ページです。

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題 名 作品内容
切手の旅 北の国ではまだ雪が残っている頃のことでした。
小さな町の郵便局に、南の方から送られてきた手紙が一通ありました。
風船の星 天気の良い日のことです。
美加ちゃんが家の近くで遊んでいると、隣のめぐみちゃんが…
ゆきちゃんの凧 本当にお正月らしい穏やかな日のことです。
ゆきちゃんは、お兄ちゃんと、家の近くでたこあげをしていました。
赤ドラタマちゃん 空の青さが目にしみる、そんな日だ。
今日は僕たち猫同盟の臨時総会が開かれる。
お月様のお菓子 今夜はお月見です。
とびきりきれいなお月様が、お空に浮かんでいます。
終着駅の夜 星の光も凍ってしまうかと思うほど、寒い晩のことです。電車が、ガタン、
ガタンと、小さな駅に着きました。
最期の霧笛 遠くから見ると、緑の点にしか見えないような小さなそれは小さな島が
ありました。
雪ん子の祭り 辺りは音もなく、しんしんと冷えてきました。雪にでもなるのでしょうか。
たぬきの駅 駅のまわりには、新しいお店や家が立ち並んでいます。その駅に今日
も、会社に通う大人や、学校に通うお兄さんやお姉さんが、…


子鬼シリーズ
題 名 作品内容
山寺の子鬼 向かいの山に、モズが帰っていきます。近くの竹やぶをガサガサさせて、
まるで自分が一番に帰ろうとしているように。
子鬼の年越し 里もすっかり雪に包まれ、早く春が来ないかと、みんな心待ちにしていま
した。どこの家の大人達も、家の中で仕事をしていますが、子ども達は…
和尚と子鬼 それは険しい山へと続く山道でした。一人のお坊さんが、錫杖をつきなが
らゆっくりと歩いています。
子鬼の正月 小さな里に明るい光がさしこみ、お日様が山寺の向こうから顔を出してき
ました。
子鬼のお花見 お日様の光がすっかりやわらかくなり、時折吹く風もあまり寒くは感じられ
なくなりました。
子鬼の秋祭り 川辺のすすきが風に吹かれ、銀の波のように揺れています。あんなに暑
かった昼間がうそのように、夕方には涼しい風が吹くようになりました。
子鬼の冬じたく 紅葉の葉が、紅いじゅうたんのように、山寺の境内を埋めつくしています。
風が吹くと、まだ木にしがみついていた葉も、はらはらといくらでも…
子鬼の川遊び  夏になっても、山寺の裏手の沢にはいつも涼しい風が吹いています。そ
の涼しい風に吹かれながら、今日も楽しく遊ぶ声が聞こえてきます。